平井拓郎が、YouTubeチャンネル「バンドマンしか知らないセカイ / 平井拓郎」にて「バンドマンから見た山口一郎が天才な理由」と題した動画を公開した。音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN」で史上最多の8冠を獲得したサカナクションと、その中心人物である山口一郎の圧倒的な能力、そして音楽界への貢献について解説している。

動画は、サカナクションが「MUSIC AWARDS JAPAN」において、「最優秀楽曲賞」や「最優秀ライブ音響スタッフ賞」など計8部門を受賞したという歴史的快挙の紹介から始まる。平井は、楽曲の素晴らしさだけでなく、ライブにおける音響や照明、アートワークに至るまで総合的に評価された点に注目する。自身もKアリーナでの公演に足を運び、その圧倒的なクオリティに「もうファンクラブ入っちゃいましたね」と感銘を受けたことを明かした。

さらに、サカナクションのライブが赤字になると噂される理由について言及。「新しいテクノロジーを使っているからお金がかかる」と指摘しつつも、それは単なる出費ではなく、音楽界全体への投資であると分析する。バイノーラル録音や最新の音響システムをいち早く取り入れ、他のアーティストも使用しやすくなる環境を作っていると語った。

また、山口一郎個人の突出した能力として「自分がやっている仕事のことを把握している」点を挙げる。自身の活動やチームの動きを完全にコントロールしつつ、うつ病の治療の一環として始めたゲーム配信でも、小さな成功体験を積み重ねる「セイビング」という心理学的アプローチを実践していると解説。新たな層へのリーチとファンの結束力を高める戦略の巧みさを称賛した。

最後に平井は、山口一郎が単なるミュージシャンにとどまらず、音楽シーン全体を見据えたプロデューサー的視点を持っていると強調。「我々も一生懸命やっていきたい」と語り、トップランナーの背中を追う決意を新たにして動画を締めくくった。

チャンネル情報

メジャーデビュー、ロッキン等大型フェス出演を経験した平井拓郎が、音楽業界のリアルな裏側を日水金20時に発信。 バンドの現実と成功のウラ側 夢と金の間でもがく表現者への指針 経営者視点の音楽ビジネス 実体験に基づく失敗談や業界のウラ話など、本気で音楽を志す方や好奇心旺盛な方へ届けます。