Windowsのセキュリティ更新プログラムやバグ修正を配信する毎月恒例のWindows Updateが公開されました。2026年8月12日(水)に公開されたWindows Updateでは、最大深刻度が「緊急」の更新が6件、「重要」の更新が6件あります。

2026 年 8 月のセキュリティ更新プログラム (月例)

https://www.microsoft.com/en-us/msrc/blog/2026/08/202608-security-update





2026年8月のセキュリティ更新プログラムの一覧は以下の通り。

製品ファミリ最大深刻度最も大きな影響関連するサポート技術情報またはサポートのウェブページWindows 11 v26H1, v25H2, v24H2, v23H2緊急リモートでコードの実行が可能v26H1:5121000
v25H2、v24H2:5121003
v25H2、v24H2 Hotpatch:5120994
v23H2:5120240Windows Server 2025(Server Core installationを含む)緊急リモートでコードの実行が可能5120233
Hotpatch:5120228Windows Server 2022(Server Core installationを含む)緊急リモートでコードの実行が可能5120242
Hotpatch:5120229Windows Server 2019、2016(Server Core installationを含む)緊急リモートでコードの実行が可能Windows Server 2019:5120238
Windows Server 2016:5120418Microsoft Office緊急リモートでコードの実行が可能https://learn.microsoft.com/officeupdatesMicrosoft Exchange緊急リモートでコードの実行が可能https://learn.microsoft.com/exchange
Released:August 2026 Exchange Server Security UpdatesMicrosoft SQL Server重要リモートでコードの実行が可能https://learn.microsoft.com/SQLMicrosoft Dynamics 365重要リモートでコードの実行が可能https://learn.microsoft.com/dynamics365Microsoft Azure重要特権の昇格https://learn.microsoft.com/azureMicrosoft .NET重要リモートでコードの実行が可能https://learn.microsoft.com/dotnetMicrosoft Visual Studio重要リモートでコードの実行が可能https://learn.microsoft.com/visualstudioMicrosoft Defender重要情報漏えいhttps://learn.microsoft.com/defender

中でもWinSock用Windows Ancillary Function Driverの特権昇格に関する脆弱(ぜいじゃく)性である「CVE-2026-68820」が、セキュリティ更新プログラムが公開されるよりも先に悪用されていたことが確認されているため、「更新プログラムの適用を早急に行ってください」とMicrosoftは通知しています。

2026年8月のWindows Updateで修正されたバグの件数は400件超で、前年同月の119件と比較すると非常に多くのバグが修正されたことがわかります。これについて、テクノロジーメディアのBleepingComputerは、「Microsoftは自社ソフトウェア製品全体でより多くのセキュリティ上の欠陥を特定するために、AIを活用した脆弱性発見システムの使用を開始したため、パッチチューズデーのセキュリティアップデートが増加すると警告していました」と指摘しています。

また、2026年8月の「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」では、新たに対応を追加したファミリはありませんが、ツール自体の更新は行われています。

このほか、Microsoftはセキュリティ以外の更新プログラムとしてWindows 11向けにKB5121003およびKB5120240、Windows 10向けにKB5120249をリリースしています。

なお、Windows Updateはアメリカ時間の毎月第2火曜日にリリースされており、次回のアップデートは日本時間の2026年9月9日(水)にリリースされる予定です。