【仏国・モーリスドゲスト賞】カランダガンのチームが大接戦しのいでV「素晴らしい勝利」凱旋門賞と同日の短距離戦が次走の最有力候補
◆第104回モーリスドゲスト賞・G1(8月9日、仏国・ドーヴィル競馬場・直線芝1300メートル、良)
フランス伝統の夏の短距離G1が11頭立てで行われた。ミカエル・バルザローナ騎手が騎乗した4番人気のサマンガン(牡3歳、仏国・フランシスアンリ・グラファール厩舎・父ブルーポイント)が、競り合いをしのいでG1初勝利を飾った。勝ちタイムは1分16秒40。
サマンガンは先行する形で進め、残り2ハロンの地点で先頭へ。しぶとく伸びて2着、3着が短首差、短首差の大接戦を制した。これで9戦4勝とし、重賞は昨年9月のエクリプス賞・G3、昨年10月のクリテリウムドメゾンラフィット・G2に続く3勝目となった。
昨年のジャパンCを制したカランダガンと同じく馬主はアガ・カーン・スタッズ、バルザローナ騎手、グラファール調教師のチーム。フランスの競馬メディアで、グラファール調教師は「私たちが常に高く評価してきた馬ですが、物事は計画通りには進みませんでした。3歳馬はこうした距離で経験を積む必要があります。彼は様々な攻撃にうまく対応しました。素晴らしい勝利です。今後の展開は馬場状態次第でしょう。彼は良馬場を好みます」とコメントをしており、次走の候補には凱旋門賞と同日のフォレ賞・仏G1(10月4日、パリロンシャン競馬場・芝1400メートル)が「理想的」としている。
追い込んできた3番人気のディビジョン(ジェームズ・ドイル騎手)が2着。1番人気のストールンキス(アレクシ・プーシャン騎手)は3着に続いた。
モーリスドゲスト賞の総賞金は38万ユーロ(約6998万円=フランスギャロの2026年レートから換算)で、1着賞金は21万7132ユーロ(約3999万円)。これまで日本調教馬はのべ6頭が出走。1998年に武豊騎手とのコンビでシーキングザパールが、日本調教馬として海外G1初制覇を成し遂げている。

