吉沢柚月(C)共同通信社

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【北海道meijiカップ】

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 時間の問題だった。

 2位に1打差の首位で発進した吉沢柚月(22)が5バーディー、2ボギーとスコアを伸ばし、通算8アンダーで優勝。プロ3年目で悲願のツアー初Vを手にした。

「ルーキーイヤーから苦しい時間が多かった。優勝できてうれしい」

 感無量の表情でそう話した吉沢は、1年目の2024年は19試合に出場して予選落ち18度とプロの分厚い壁にはね返された。昨季も23試合に出場してメルセデスランキング70位、賞金ランキング86位でシード落ち。出場試合が制限される中で迎えた今季はしかし、ここまで出場14試合でトップ10入り3度、5月のリゾートトラストレディスでは河本結とのプレーオフを戦い、敗れはしたものの、確かな成長と存在感を見せていた。

 さるツアー関係者によると、「おっとりとした性格ながら、闘志を内に秘めるタイプ。関係者からは『かなりの負けず嫌い』と聞いている」そうで、本紙で「梅ちゃんのツアー漫遊記」を連載していたプロキャディーの梅原敦氏は、ルーキーイヤーの24年にコンビを組んだ試合で予選落ちすると、「ホールアウト後に練習場へ直行し、泣きながらボールを打っていた姿が印象に残っています」と振り返っていた。

「吉沢は『ダイヤモンド世代』と言われる03年度生まれ。同期には米ツアー2勝、国内8勝の計10勝の竹田麗央、国内5勝の川崎春花らがいます。今回の吉沢の優勝で『ダイヤモンド世代』の優勝者は早くも8人目で通算30勝になった。女子ゴルフ界では、渋野日向子や畑岡奈紗、原英莉花ら1998年度生まれの『黄金世代』、日米通算10勝の古江彩佳を筆頭とする00年度生まれの『プラチナ世代』が有名ですが、プラチナ世代の優勝者は6人で計25勝。3年下の『ダイヤモンド世代』はすでに『プラチナ世代』を優勝者数でも通算勝利数でも凌駕しています。今後の日米ツアーは彼女らが席巻することになるはずです」(ツアー記者)

 ちなみに、渋野ら「黄金世代」の優勝者数は15人で、日米通算60勝。日米を股にかけた、世代間の争いも見ものだ。