防御率11.00のド軍108億円守護神の代役は佐々木朗希? 米記者が“電撃プラン”を提唱「当てずっぽうの賭けとはならないはず」

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今季は先発ローテの一角を守ってきている佐々木(C)Getty Images

 ドジャースの守護神がもがき苦しんでいる。昨年12月にドジャースと3年総額6900万ドル(約108億円=当時のレート)の大型契約でFA加入したエドウィン・ディアスだ。

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 開幕間もない4月に右肘の遊離体、通称“ネズミ”と言われる故障によって負傷者リスト入り。無念の離脱を余儀なくされたディアスは、7月30日にようやく復帰した。しかし、球威は絶好調時のそれとは程遠く、甘く入った一球を痛打される登板が続いている。

 現地時間8月7日に行われたダイヤモンドバックス戦では、1点差の9回からマウンドに立ったが、先頭のマックス・ケプラーを四球で歩かせて出塁を許すと、一死二塁からライアン・バルトシュミットに甘く入ったスライダーを捉えられ、まさかのサヨナラ2ランを被弾。これで今季成績は、11登板で、防御率11.00、WHIP2.44、被打率.357と悪化した。

 故障者を入れ替えながら機能させてきたブルペンにおいて、ディアスは貴重なピースとなるはずだったが、裏目に出ている感が否めない。

 1点の重みが増す、レギュラーシーズン後半戦、そしてポストシーズンでの戦いを見通して、現状のディアスは「頼りになる」とは言い難い。そうした中で米メディアでは、電撃的とも言えるプランが提唱された。米紙『California Post』は、「プレーオフになれば、ロバーツ監督には別の選択肢が生まれる。ロウキ・ササキをクローザーとして起用するという選択肢だ」と断言した。

「守護神・佐々木朗希」は、ブレーク・トライネンやタナー・スコットらが不調に陥った昨秋もドジャースの救世主的役割を担った。実績は確かにある。

 しかし、今季の佐々木はここまで先発ローテの一角として投げてきている。課題こそあるが、着実に成長を遂げているのは間違いない。ゆえにリリーフに回すとなれば、相当な荒療治のようにも思える。だが、『California Post』は「故障者リストから復帰してからのディアスの調子を考えれば、ササキの存在はドジャースにとって大きな安心材料となるはずだ」と指摘。昨年の経験がポジティブに作用すると分析した。

「ササキがブルペンに回るにしても、ドジャースにとっては、いわゆる“当てずっぽうの賭け”とはならないはずだ。彼らは日本の速球派投手の実力をより明確に把握している」

 無論、あくまで短期決戦で緊急事態が生じた場合のアイディアではある。デーブ・ロバーツ監督も、7日のダイヤモンドバックス戦後の米スポーツ専門局『Sports Net LA』のフラッシュインタビューにおいて「他の選択肢も頭に入れなければならない」と前置きした上で、「今は彼に代わる明確な選択肢があるとは言えない」と断言している。

 ディアスが不振を極める状況が続けば、ポストシーズンでの苦戦も必至。1勝が大きな価値を持つ短期決戦だけに、「守護神・佐々木」のプランがふたたび日の目を見る可能性はゼロとは言い切れない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]