日本代表のDF長友佑都が8日、2021年から所属するFC東京と2026-27シーズンの選手契約を締結したと発表した。同日夕、味の素スタジアムで記者会見を行い、「選手である以上は日本代表を目指したい」と今後も代表選出を目指す意向を明らかにした。

 北中米W杯日本代表メンバーの長友はグループリーグ第3戦スウェーデン戦に途中出場し、アジア人史上初の5大会連続出場を達成。自身が持つ日本代表最多出場記録も16試合に伸ばした。一方、チームはベスト32で敗れ、大会後には「この先のビジョンはもうない。考えられない」と悲痛な思いを口にしていた。

 FC東京との契約が今年6月で満了していた長友は大会後、現役引退も視野にキャリアを模索していたが、オフを過ごす中で「FC東京で優勝してシャーレを掲げたいという情熱が自分の中で心の底から湧き上がってきた」と現役続行を決断。さらに代表引退もしない意向を固めた。

 長友は記者会見で「自分から引退をするとかではなく、代表というものは監督が必要か必要でないかを決めるものだと思う。そこは常に日本代表を目指してやっていこうと思っている」と明らかにした。

 次回代表活動直前の9月12日には40歳を迎え、もし選出された場合は40代での代表活動となる。それでも長友は「年齢のことは全く意識していない。誰よりもギラギラしていると思っているので」と言い切り、「40代になってもプレースタイルを変えるつもりはない。ピッチの中で誰よりも走って戦って、激しいプレーで皆さんを喜ばせたい」と力を込めた。

 長友はこれまで代表通算146試合に出場しており、日本代表通算2位。遠藤保仁氏の最多152試合まであと6試合に迫っている。長友は「そこは意識はしていなかったけど、6差ですか。遠いですね」と苦笑い。それでも最後は「遠いけど、選手である以上は代表を目指していきたい。また進化した自分を見せられるように、ここで言っていることが口だけにならないようにピッチでしっかりと見せていきたい」と決意を新たにしていた。

(取材・文 竹内達也)