菅原が北中米W杯での裏話を明かした。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 サウサンプトンに所属する日本代表の菅原由勢が、自身初のワールドカップで先輩2人から受け取った“特別な言葉”を明かした。

 26歳のDFは、テレビ東京系で8月6日深夜に放送された「FOOT×BRAIN+」に出演。北中米W杯のグループステージ初戦、オランダ戦(2−2)を前にした代表チームでのエピソードを振り返った。

 自身にとって初めてのW杯。大舞台を目前に控えた試合の2日前か前日頃、思わぬ出来事があったという。

「板倉(滉)選手と堂安(律)選手が僕の部屋に来た。いつもだったら来ないんですけど、その2人がなぜか来て、そこらへんから俺は『え?』って思っていたんですけど」

 普段はふざけ合う間柄だという板倉と堂安。しかし、この時ばかりは雰囲気が違った。菅原の部屋のソファに座った2人は真剣な表情で、「ワールドカップで良いプレーしようなんて考えるな」と伝えられたという。

 さらに「とにかくチームのために走って、戦って、その先に結果がくるから。個人のことよりチームが勝つことに集中しろ」と熱く言葉をかけられた。
 
 先輩2人からのメッセージを受け、菅原の気持ちも一気に切り替わった。

「その時に自分もスイッチが入った。ワールドカップは勝つためにあって、上手くプレーするためにあるんじゃないんだなとすごく教わりました。本当にこれがワールドカップの熱量なんだなというのはその時にめちゃくちゃ感じました」

 板倉と堂安は、同じように全選手を回っていたわけではなく、話をしに行ったのは菅原だけだったという。直前まで食事会場で和気あいあいと過ごしていたにもかかわらず、部屋に戻ると2人が後ろからついてきて、「お前座れ」と声をかけられたそうだ。

 菅原は「なんか、俺が浮かれているように見えたのかな(笑)」と笑いつつ、「彼らも前回大会が1回目だったと思うんですけど、そういうのを感じていたからこそ、たぶん僕に伝えたかったのかなと。すごく優しい先輩でした」と感謝した。

 その後、菅原はオランダとの初戦で途中出場し、念願のW杯デビュー。世界最高峰の舞台に立つ直前、先輩2人から受け取った言葉が、日本代表DFを戦うモードへと切り替えていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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