高須クリニックの高須幹弥氏が自身のYouTubeチャンネルで「特定口座の金融所得から保険料を徴収する健康保険法改正案が可決した件について【まずは75歳以上から】」を公開した。動画では、75歳以上の特定口座の金融所得から国民健康保険料などを徴収する方針について、自身の賛成という見解と日本の社会構造に関する提言を行っている。

動画内で高須氏は、今回の法改正についてネット上で賛否が分かれていると言及。反対派は投資をしている層であり、「いずれ現役世代にも対象が広がる」と危惧している一方、賛成派は「格差是正になる」と考えていると整理した。自身は「賛成」の立場をとるとし、その理由として「r>g(資本収益率が経済成長率を上回る)」の法則を挙げた。「資本主義を放置しておくと、金持ちは見る見る金持ちになっていく」と指摘し、資産を持つ層から徴収して格差を是正すべきだと語った。

また、日本の医療費増大についても言及。高齢者の「病院のサロン化」や、利益を追求するために病床を回転させなければならない民間病院の経営構造が医療費を押し上げていると指摘。「現役世代の負担が増え、手取りが少なくなり、結婚できない、子どもを作れない」と、少子化や経済縮小に繋がる現状に危機感を露わにした。

その後、国民健康保険料には上限があるため、超富裕層よりも中間層から少し上の層に負担が偏る可能性にも触れつつ、「ゆとりのある人から取って、ゆとりのない人に配るという世の中になったほうが社会が発展する」と持論を展開。システム全体のバランスを見直す重要性を訴えかけた。