韓国サッカー界に衝撃 大韓サッカー協会に外国人審判への“性的接待”疑惑 韓国メディアが報道
大韓サッカー協会(KFA)が2011年3月から2012年3月にかけて、韓国で開催されたW杯予選や五輪予選、国際親善試合を担当した外国人審判員ら10数人に対し、性的サービスを伴う接待が行われた疑いが浮上した。韓国メディア『YTN』など複数メディアが報じている。
『JTBC』の報道によれば、対象となったのは2014年ブラジルW杯アジア予選や2012年ロンドン五輪最終予選、A代表の国際親善試合など計7試合。これらの試合を担当した外国人審判団やマッチコミッショナーら10数人に対し、接待が行われたという。当時の接待費用はサッカー協会の法人カードで処理され、ソウル・江南(カンナム)の遊興施設などで、数十万ウォンから100万ウォン(約11万円)を超える支出が確認されたという。
今回確認された問題は、2009年から2013年まで大韓サッカー協会会長を務めたチョ・ジュンヨン氏の在任期間中に発生したものだったという。当時の業務に関わっていたサッカー協会関係者は『JTBC』を通じ、外国人審判側からマッサージなどを要求されるケースがあり、判定面で不必要な不利益を受けないための当時の慣習だったという趣旨の説明をした。
また、韓国側の関係者が接待の場に同席したわけではなく、費用のみを支払ったと釈明。現在は遊興施設での決済ができない「クリーンカード制度」が導入されており、同様の事態が再発する可能性はないと説明した。 しかし、こうした説明があったとしても批判が収まる可能性は低いとみられ、国際試合を担当する審判団に対して不適切な接待を行ったこと自体が、スポーツの公平性や倫理を損なう行為だとの指摘も出ている。
行政運営への批判が続く中で明らかになった今回の問題は、大韓サッカー協会にとって大きな痛手となるだけでなく、国際サッカー界にも波紋が広がりそうだ。

