北中米W杯を経て、J1新シーズンに臨む早川。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

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 8月7日、Jリーグがついに開幕する。2026/27として、年をまたいで行なわれる初めてのシーズンである。

 特に注目したいのは、今夏の北中米W杯に臨んだ日本代表選手だ。鹿島アントラーズのGK早川友基はその1人。鈴木彩艶の控えだったため、出場機会はなかったものの、究極の大舞台を肌で感じた経験は、非常に大きなものとなった。

 オープニングマッチとして国立競技場で開催される横浜F・マリノス戦を前に、開幕イベントに出席した27歳の守護神は、W杯での戦いに触れながら、個人としては「とにかく自分の価値を上げることに専念したい」と熱い思いを覗かせた。

「自分の今まで積み上げてきたプレーと、今回ワールドカップで感じてきたものは、自分の中ではかなり最高な材料だったので、より高いレベルというか、そこの部分で感じたものをプレーで体現することが、自分の成長に繋がっていくと思う。もう1レベル、2レベル上げていかないといけない。

(W杯の)会場の雰囲気や、やる相手もそうだし、1か月半ぐらい代表のメンバーとずっと毎日練習することは、すごく良い影響だったなと思っている。今までのプレーのアベレージをやるんじゃなくて、やっぱそこを基準に持っていきたい」
 
 2025年のJ1制覇、さらにはW杯参戦を経て、否が応でも周囲の期待値は上がっていく。

「百年構想リーグでも感じたけど、基準は絶対上がってると思うので、それを上回るプレーもしたいし、プラスアルファで苦手な部分というか...今回ワールドカップで感じたこと、彩艶や他国の選手のプレーもそうだけど、色んな感じたものを自分のプレーに肉付けしていくというか、自分のプレースタイルをもうちょっと広げていきたい」

 開幕戦の相手は、鹿島と同じく一度もJ2降格がない横浜FM。神奈川県出身の早川は同クラブの下部組織で育っただけに、「古巣対戦への思いはある?」と尋ねると、笑顔で「もう何回も試合しているので、特に『これ!』といってはないけど」と伝えた上での、次のような回答が返ってきた。

「簡単には勝たせてくれない相手だし、いつも難しいゲームになる相手。攻守ともに自分たちが理想的なゲームを進められればいいけど、今までのスコアを見てもらっても分かると思うけど、中々難しい相手ではあるので、しっかり良い準備をして臨みたい」

 2025年のJ1MVPは大舞台を経て、さらに圧倒的な活躍を見せられるか。当然、日本代表での定位置確保も狙っていく。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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