ロアッソ熊本が全体練習再開「今も断水続く」震度7宇城市出身の薬師田選手活躍を誓う
この週末に開幕する明治安田J3リーグ。ロアッソ熊本は5日、地震で中断していた選手全員での練習を再開しました。チームの中には被災した選手も。地震の影響が続く中、活躍を誓うチームを取材しました。
■佐藤優也キャプテン
「崩れた道路、崩れた家。それを見て…本当に苦しい思いをしているんだなって」
7月28日の地震の後、全体練習を中断していたロアッソ。5日、熊本市のホームグラウンドで、約1週間ぶりとなる全員での練習を再開しました。
■薬師田澪選手
「(棚の食器が)全部こちらに落ちてきて、窓ガラスが割れた。皿もほぼ全滅。10年前とはちょっと比にならないぐらい。小川のまち中もとんでもないくらいやられていて、だいぶショックでしたね」
被災した家の片づけに追われました。家族は無事だったものの、宇城市では今も断水が続いています。地震後、チームへの合流が最も遅くなった薬師田選手。地震の後改めて感じたのは「日常の尊さ」でした。
■薬師田澪選手
「おにぎりを食べられるだけでも幸せでしたし、当たり前の生活に感謝の気持ちを持ちながら過ごそうって家族に話しました」
家族から「次はサッカーに集中」と送り出してもらったという薬師田選手。ピッチからふるさとへエールを届けます。
薬師田選手は、小学生だった10年前の熊本地震の時も避難所での生活を経験していて、今回は2度目の被災となり精神的に追い込まれたといいます。それでも、家族や近所の人の支えを受けて「次は自分が活力を届けたい」と前を向いています。
リーグ開幕戦は8日(土)です。ロアッソはアウェイでSC相模原と対戦します。そしてホーム開幕戦は15日(土)午後7時からで、栃木SCと対戦します。

