香港大引:ハンセン1.5%安で反落、香港銘柄が下げ主導
6日の香港マーケットは、主要93銘柄で構成されるハンセン指数が前日比385.54ポイント(1.49%)安の25530.28ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が105.00ポイント(1.22%)安の8498.73ポイントと反落した。売買代金は2552億2680万香港ドル(約5兆1326億円)に縮小している(5日は2780億4270万香港ドル)。
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。米中の通商対立が不安材料だ。中国商務部は5日、ドローンや関連部品、技術などの米国向け輸出に関する審査を厳格化すると発表。同日適用する。米政権が先月、中国新疆ウイグル自治区での強制労働に関与したとして新たに43社の輸入禁止措置を取ると発表。対抗措置とみられている。習近平・国家主席が9月訪米し米中首脳会談を行う前に、両国が駆け引きをしているとの見方だ。中国の海外課税強化もマイナス材料。複数メディアが5日報じたところによると、中国の一部都市でオフショア(香港を含む)保険の運用益に対し、最大20%の個人所得税が課税されている。市場関係者の間からは、不動産収益にも課税強化の動きが出ると懸念する声が聞かれた。米ハイテク株安も逆風。人工知能(AI)の巨額投資に対する警戒感が再燃し、昨夜の米株市場ではナスダック指数が0.8%安と5日ぶりに反落している。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、香港に拠点を置く保険・不動産の下げが目立つ。AIAグループ(1299/HK)が5.9%安、新鴻基地産発展(16/HK)が4.7%安、長江実業集団(1113/HK)が2.9%安、恒基兆業地産(12/HK)が2.8%安で引けた。
半導体セクターも安い。上海天数智芯半導体(9903/HK)が7.1%、愛芯元智半導体(600/HK)が6.2%、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が3.9%、華虹宏力半導体(1347/HK)が3.4%ずつ下落した。ハンセン科技(テック)指数は2.3%安と他の主要指数をアンダーパフォームしている。
自動車セクターも急落。賽力斯集団(9927/HK)が4.9%安、浙江零ホウ科技(9863/HK)が4.7%安、吉利汽車(175/HK)が4.5%安、比亜迪(BYD:1211/HK)が4.2%安と値を下げた。自動車販売の落ち込みが危惧されている。足もとでは、7月第5週(27〜31日)の乗用車小売が前年同期比で15%減少。7月は第1週(1〜5日)の15%減、第2週(6〜12日)の16%減、第3週(13〜19日)の18%減、第4週(20〜26日)の23%減に続き、マイナス成長に落ち込んでいる。
半面、産金セクターはしっかり。霊宝黄金(3330/HK)が4.8%高、赤峰吉隆黄金鉱業(6693/HK)が3.7%高、招金鉱業(1818/HK)が2.6%高、山東黄金鉱業(1787/HK)が2.2%高で取引を終えた。
本土マーケットは3日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.57%高の3900.35ポイントで取引を終了した。ハイテクが高い。資源・素材、軍需産業、銀行、不動産なども買われた。半面、医薬は安い。消費、公益、自動車、空運も売られた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。米中の通商対立が不安材料だ。中国商務部は5日、ドローンや関連部品、技術などの米国向け輸出に関する審査を厳格化すると発表。同日適用する。米政権が先月、中国新疆ウイグル自治区での強制労働に関与したとして新たに43社の輸入禁止措置を取ると発表。対抗措置とみられている。習近平・国家主席が9月訪米し米中首脳会談を行う前に、両国が駆け引きをしているとの見方だ。中国の海外課税強化もマイナス材料。複数メディアが5日報じたところによると、中国の一部都市でオフショア(香港を含む)保険の運用益に対し、最大20%の個人所得税が課税されている。市場関係者の間からは、不動産収益にも課税強化の動きが出ると懸念する声が聞かれた。米ハイテク株安も逆風。人工知能(AI)の巨額投資に対する警戒感が再燃し、昨夜の米株市場ではナスダック指数が0.8%安と5日ぶりに反落している。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、香港に拠点を置く保険・不動産の下げが目立つ。AIAグループ(1299/HK)が5.9%安、新鴻基地産発展(16/HK)が4.7%安、長江実業集団(1113/HK)が2.9%安、恒基兆業地産(12/HK)が2.8%安で引けた。
半導体セクターも安い。上海天数智芯半導体(9903/HK)が7.1%、愛芯元智半導体(600/HK)が6.2%、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が3.9%、華虹宏力半導体(1347/HK)が3.4%ずつ下落した。ハンセン科技(テック)指数は2.3%安と他の主要指数をアンダーパフォームしている。
自動車セクターも急落。賽力斯集団(9927/HK)が4.9%安、浙江零ホウ科技(9863/HK)が4.7%安、吉利汽車(175/HK)が4.5%安、比亜迪(BYD:1211/HK)が4.2%安と値を下げた。自動車販売の落ち込みが危惧されている。足もとでは、7月第5週(27〜31日)の乗用車小売が前年同期比で15%減少。7月は第1週(1〜5日)の15%減、第2週(6〜12日)の16%減、第3週(13〜19日)の18%減、第4週(20〜26日)の23%減に続き、マイナス成長に落ち込んでいる。
半面、産金セクターはしっかり。霊宝黄金(3330/HK)が4.8%高、赤峰吉隆黄金鉱業(6693/HK)が3.7%高、招金鉱業(1818/HK)が2.6%高、山東黄金鉱業(1787/HK)が2.2%高で取引を終えた。
本土マーケットは3日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.57%高の3900.35ポイントで取引を終了した。ハイテクが高い。資源・素材、軍需産業、銀行、不動産なども買われた。半面、医薬は安い。消費、公益、自動車、空運も売られた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
