脳科学者の茂木健一郎氏が自身のYouTubeチャンネルで「エクストリーム生きがい。」を公開した。動画全体を通して、目標に向かって日々鍛錬を積む過程そのものがもたらす「究極の幸せ」について、独自の視点から深く語っている。

茂木氏は動画の冒頭、ワールドカップ日本代表の戦いを見て感じたこととして、「一番幸せなのは、目標があってそこに鍛錬しているその時間なのかなと思う」と提起。勝敗という結果は様々であるが、それ以上の幸せは存在しないのではないかという見解を示した。

さらに、そのような経験をしている代表選手たちを称賛しつつ、視聴者に対しても「もし目標があって、そこに向かって日々鍛錬されているのであれば、それは本当に素敵なこと」と語りかけ、「そういう自分をやっぱり大事にしていったほうがいい」と力強く呼びかけた。

また、結果は自分自身の力だけで決まるものではないと指摘しつつ、「日々鍛錬しているという実感は絶対に自分のもの」「人には奪われないもの」と強調。「結果が出たらそれに越したことはないが、結果が出なかったとしてもそれは幸せな人生なんじゃないかな」と、挑戦する過程そのものの価値を語った。

終盤では、現在自身が読んでいるという、アインシュタインも愛読していた名作『ドン・キホーテ』に触れ、「ドン・キホーテがやろうとしているのもそういうことなのかな」と考察。「何かに向かっているってことが大事なんだって、そこに感動がある」と述べ、客観的な評価や結果の有無は「副次的なもの」であると断じた。

最後に茂木氏は、こうした生き方や心のあり方を「ある意味ではエクストリーム生きがいっていう言い方もできるかもしれない」と表現。結果に固執するのではなく、目標に向かって突き進むプロセスそのものを愛する生き方の重要性を視聴者に投げかけた。

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