王位継承2順位王女も入隊したデンマーク…徴兵制拡大
服務期間を延長し、女性も徴兵対象に含めたデンマークの新しい徴兵制が3日(現地時間)、本格的に施行された。対象と期間を拡大した徴兵制は、元々はウクライナを侵攻したロシアの脅威に対応するためのものだった。しかしトランプ大統領がデンマーク領グリーンランドに対する強硬な発言を続ける中、グリーンランドを守ることも重要な任務となった。
ロイター通信は同日、デンマークの徴集兵およそ1600人が11カ月に拡大された義務服務を始めたと報じた。これに先立ちデンマーク議会は昨年6月、ロシアの脅威に対応するため服務期間を現行の4カ月から11カ月に延長し、徴兵対象も満18歳以上の女性にまで拡大する法案を可決した。これを受け、北欧でノルウェー、スウェーデンに続いて女性徴兵制が導入された国となった。この日に入隊した新兵のうち女性は20%だ。
特に服務をこの日開始した新兵の名簿にデンマークの王位継承順位第2位のイザベラ王女(19)が含まれ、注目を集めた。イザベラ王女はフレデリック10世国王とオーストラリア出身のメアリー王妃の次女。イザベラ王女はこの日、リュックサックを背負って兵舎に到着し、無報酬で11カ月間服務する予定だ。王位継承順位第1位でイザベラ王女の兄クリスチャン皇太子は徴集兵として兵役を終え、昨年から陸軍少尉の養成課程に進んでいる。
この日に入隊した新兵は14カ所の配属先に分かれ、最初の5カ月間は基礎訓練を、その後の6カ月間は実戦任務をする。射撃や応急処置、体力トレーニングなどの訓練を終えた後、無人機(ドローン)の操縦など実戦任務に配備される。今年から年間5000人の徴集兵を募集する計画のデンマークは2033年までにその規模を7500人に拡大する方針だ。
デンマークは今月末、トランプ大統領の発言のため緊張が高まっているグリーンランドに徴集兵を初めて配置する方針だ。先月、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席するためトルコのアンカラを訪れたトランプ大統領は「グリーンランドはデンマ―クではなく、米国によって統制されるべき」と発言し、デンマークをまた刺激した。
![グリーンランドの首都ヌーク[AP=聯合ニュース]](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/1/4/1448b_204_938a2145_eec1aaa7.jpg)
