千葉・住宅火災 4人の遺体も2人は半年以上前に死亡…近隣住民は「父親以外見かけなかった」証言で“深まる謎”
7月30日、千葉県八街市で7月22日に発生した住宅火災の焼け跡から見つかっていた4人の遺体の司法解剖の結果が報じられた。
各メディアによると、遺体はこの家に住む80代の夫婦と60代の長男、50代の長女とみられ、長男がおよそ半年前に、母親が1年以上前に亡くなっていた可能性があるという。4人に目立った外傷は見つからず、現場の状況などから今回の火災については第三者が関与している可能性は低く、警察は出火原因とともに火事より前に2人が亡くなった経緯について調べを進めている。
本誌は現場となった千葉県八街市にある集落へと足を運んだ。火事が起きた自宅は柱と僅かな外壁を残すのみで、その大半が焼け落ちていたーー。
近隣住民が火災当時の様子を明かす。
「夜中の12時半ごろだったかな。外が異様に明るくて、何だと思って窓を開けたら隣が大火事でね。爆発音もしていました。消火するために消防車が5、6台駆け付けていました」)
亡くなった家族の遺体を自宅に放置していたとみられているが、いったいどういった生活を送っていたのだろうかーー。
「一家はもう50年近くここに住んでいて、2人の子どもも、ここで育ちましたよ。ご主人はもうお爺さんで、もう辞めていたでしょうが以前は大工さんで軽トラに乗っていました。
つい先日も、すぐそこで草刈りをして、私道沿いに花も植えていましたよ。脚立に乗って庭の木の剪定をすることもあって、『気をつけなよ』なんて声をかける間柄だったんです。そんな人が火災で亡くなってしまって、残念でなりません」(前出・近隣住民)
もちろん近隣住民も、長男と母親が死亡していたことは知らなかったようだ。
「つい数日前に奥さんと長男は半年以上も前に亡くなっていたと聞きました。そんな奇妙なことがありますか。あのご主人が、自分の妻と長男が死んだのに、自宅に放っておいたとは……。ちょっと今思えばやり切れませんよね。
たしかに奥さんは具合が悪いとかで最近見かけないなと思っていたし、長男も大人になってからいつも家に引きこもっていました。仕事をした経験もなかったのでは。
長女もずっと家にいたようで、ほとんど見かけたことがありません。買い物も、雨戸の開け閉めも、洗濯物を干すのも全部ご主人がやっていました」
謎が多い今回の事件。原因の究明が待たれる。
