こねこフィルムが、「お米の前ではみんな平等」と題したショート動画を公開した。給食の配膳時間を舞台に、タイトルとは裏腹に全く「平等」ではない極端な配膳の格差と、それに翻弄される生徒たちの姿をコミカルに描いた作品となっている。

物語は、割烹着姿の女性が炊飯ジャーの前で配膳を行うシーンからスタートする。先頭の男子生徒が「お願いします」と皿を差し出すと、女性は無表情のまま、しゃもじの先についた一口にも満たない量のご飯をよそった。あまりの少なさに男子生徒は「え…?」と戸惑いを見せるが、最後は「ありがとう!」と苦笑いで受け取る。

続いて大迫茂生演じる男子生徒が「俺もちょっと多めにして。いっぱい食べたい」とリクエストするが、女性は淡々とおかずを少量乗せるのみ。さらに、「どけ!お前!」と他の生徒を押しのけて割り込んできた不良風の男子生徒が「腹減った早くして」と凄む場面でも、女性は一切動じない。極小量のご飯を乗せられた生徒は「おい少ねぇよ!舐めてんのかよ!ふざけんなよこっちは…」と激怒するが、女性は全く意に介さない様子を見せた。

しかし、女子生徒の番になると状況は一変する。一人の女子生徒が「お願いします」と皿を出すと、女性はこれまでの塩対応が嘘のように、しゃもじでこれでもかと山盛りのご飯を盛り付けた。予想外の「マンガ盛り」に女子生徒は「え!?え!?ありがとー!!」と大歓喜。続く女子生徒にも、さらに巨大な超山盛りのご飯を嬉しそうに提供した。「こんなにくれるのー?うれしい!わたしお米だぁいすきーー!」とはしゃぐ姿と、男子に対する無慈悲な対応とのあからさまな格差が浮き彫りになる。

動画の最後では、この一部始終を傍観していた大迫が再び登場。女子生徒の作戦にあやかり、改めて皿を差し出して「オネガイシマス!!お米ダーイスキ!!」と大声で必死のアピールを行う場面で幕を閉じる。タイトルで謳われた「平等」の皮肉と、無表情な配膳係に振り回される生徒たちのリアクションが笑いを誘う、シュールでユーモアあふれる一編である。

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