上流と中流の企業連携、レーザー産業の台頭後押し 中国・蘇州

【新華社蘇州7月30日】中国江蘇省蘇州市内の蘇州創鑫レーザー科技では先進的な軽量溶接機が使われており、このレーザー溶接機を手に取ると、1分もかからずに、初心者でも確実に溶接作業を行うことができる。以前は3級溶接工の資格を取得するには長期の訓練が必要だったが、今では新技術の登場によって、特別な訓練を受けていない人でも3日でレーザー溶接機を使いこなせるようになり、より滑らかで強度の高い製品を仕上げることができる。同社は現在、世界のファイバーレーザー市場で上位に名を連ね、製品は60以上の国と地域に輸出されている。

蘇州創鑫レーザー科技の光を支える「心臓部」に当たる高出力半導体レーザーチップは、同社から数十キロの距離にある蘇州長光華芯光電技術から供給されており、両社は蘇州のレーザー産業チェーンにおいて、川上の「チップ」と川中の「完成品」を結ぶ緊密な連携を築いている。
半導体レーザーチップはレーザー産業チェーンの最も川上に位置する。レーザー装置の性能とコストを決定づける重要な要素であり、かつては海外企業が独占していた。蘇州長光華芯光電技術は、設計と製造を共に自社で行う「IDM(垂直統合型デバイスメーカー)」の全工程プラットフォームと量産能力を持つ世界でも数少ない半導体レーザーチップメーカーの一つであり、これまでに国内外で200件以上の特許を取得している。


