新たなスタジアム整備 沼谷市長は「現実路線をこれからも貫く」財政状況や優先すべき政策を考慮する考えを改めて示す 維持管理や運営はクラブ側が主体になるべきとも指摘 秋田
新たなスタジアム整備をめぐり、秋田市の沼谷市長は、「現実路線をこれからも貫く」などと話し、市の財政状況や優先すべき政策を考慮したうえで事業に向き合う考えを改めて示しました。
施設については、「ブラウブリッツ秋田専用に近い ものになる」との見解も示し、クラブ側が維持管理や運営の主体になるべきとも指摘しました。
整備の基本方針が決まったことを、次のように表現した秋田市の沼谷市長。
「基本的なルールが決まって、さぁこれから始めましょうかというところですから、私としてはキックオフのイメージですね」「ブラウブリッツがしっかりと、 資金調達という得点、点を取っていただくと」
国内でサッカーへの関心がさらに高まれば、整備の“追い風”となりますが、そのカギを握るJリーグは28日、定例の記者会見の中で。
Jリーグ 野々村芳和チェアマン
「ワールドカップ終わってちょっとまた違った雰囲気で、 空気で、サッカーを楽しんでもらえる人たちを日本中しっかりと増やしていきたいと思いますので、皆さんぜひ引き続きどうぞよろしくお願いいたします」
記者
「(W杯は)何かヒントになるようなところとか、いいなと思ったところはあるか?」
野々村芳和チェアマン
「今回のワールドカップで特別に ヒントになるというのはないですけど」「日本は日本らしくあるべきところもあったりするので」
Jリーグとしては、ワールドカップの開催を追い風にしてサッカーファンを増やすための機運醸成を図ります。
一方、スタジアム整備への機運醸成を10年以上続けてきたのが、ブラウブリッツ秋田です。
ブラウブリッツ秋田 岩瀬浩介社長
「県民の皆様はもちろん、行政にとっても誰もが幸せになれるようなスタジアムを提案してまいりたい」(2016年6月)
ブラウブリッツ秋田 岩瀬浩介社長
「実際に観光産業といった部分に 関しても、必ずシャワー効果でしっかりとしたものが出てくる」「一概には言えないですけど、とてつもないたくさんのものが ありますね」(2016年6月)
10年の時を経て事業の基本方針が固まりましたが、施設が完成するかどうかは、クラブが長年語ってきたスタジアムに対する“思い”を形にできるかどうかです。
佐竹前知事
「ブラウブリッツの方は民間資金もなんとか努力したいということで。商工会議所だとか。(と連携して)」(2017年1月)
今後クラブが資金を確保できて事業の実現性が高まったとしても、市としては引き続き、財政状況や優先すべき政策を考慮して整備事業と向き合う考えです。
沼谷市長
「我々はおそらく3者(県・ブラウブリッツ)の中では夢や希望を語る側ではなくて、現実をしっかり見て、災害の話もありましたが、市民の皆さんの生命財産、安全安心を守るということを前提として、どこまで地に足のついたスタジアム整備ができるのか」「現実路線というものをこれからも貫いていかなければ いけないと思っております。」
また、沼谷市長は新たなスタジアムが、「“ブラウブリッツ秋田専用”に近いものになる」との見解を示し、クラブ側が、維持管理や運営の主体になるべきとも指摘しました。
※7月29日午後6時15分のABS news every.でお伝えします