「すべての噂を鵜呑みにしたら気が狂う」前代未聞の乱闘騒動を起こしたアルゼンチン代表MFが証言 “荒れた”W杯決勝は「スペインの方が優れていた」

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ガビを殴りつけて批判を招いていたパレデス(C)Getty Images

 前代未聞の騒動の当事者にも思うところがある。

 現地時間7月23日、アルゼンチン代表MFのレアンドロ・パレデスが、母国のスポーツ専門局『TYC Sports』などのインタビューに応じ、先の北中米ワールドカップ(W杯)決勝で対戦したスペイン代表との騒動について持論を語った。

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 衝撃の乱闘騒ぎだった。延長戦の末に0-1で敗れた直後、当然のように勝利に沸き立つスペインイレブンを目の当たりにしたパレデスは激高。口論となったエリック・ガルシアにのど輪をかますような形で突き飛ばすと、仲裁に入ったガビに対しても数発のパンチを浴びせる“暴挙”に出てしまったのだ。

 周囲の必死の抑え込みもあって事態の収拾はついた。だが、パレデスの犯した“愚行”によって後味の悪さが残った感は否めなかった。

 決して許される行為ではなかった。しかし、当人はすでに前向きに動き出している。現地時間7月23日に行われたオイギンス戦に先発フル出場を果たしていたパレデスは、「ワールドカップの前、最中、そして後に語られたあらゆる陰謀論を含めた色んな噂を鵜呑みにしていたら、気が狂ってしまいそうになる。僕らは素晴らしい大会を戦ったんだ」と吐露。そして、敗北して幕切れとなったW杯を振り返っている。

「あの決勝ではスペインの方が僕らよりも優れていた。彼らは当然の勝者だ。今の僕らにできることは過去8年間で成し遂げたことを楽しむことだけだ。それは素晴らしいプロセスであり、その一員になれたことは喜びだった。

 もちろん、あの経験を乗り越えるには長い時間がかかる。重要な成果は得られたが、ワールドカップ決勝という舞台でああいう形で敗れたのは、長く心に残ると思う。だが、とにかく今は喜びを噛みしめるべきだと思ってる。長い間、維持してきたこのレベルに到達するのは容易なことではないからね」

 今後の代表キャリアについて「続けるかは難しい決断になる」とも明かしたパレデス。もしかしたら、あの遺恨が残ったスペイン戦が名手にとって代表ラストマッチとなるかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]