中国の大手テクノロジー企業のAlibabaが自社製AIモデル「Qwen3.8」を近日中にオープンモデルとして公開することを発表しました。また、プレビュー版の「Qwen3.8-Max-Preview」がチャットAIサービスのQwen Studioなどで利用可能となっています。





Qwenチームの説明によると、Qwen3.8のパラメーター数は2.4兆とのこと。また、性能については「現時点で利用可能な最高性能のAIモデルの1つであり、フロンティアAIモデルに匹敵し、Claude Fable 5に次ぐ性能」とアピールしています。ただし、具体的なベンチマーク結果などは未発表です。

AlibabaはQwen3.8のプレビュー版として「Qwen3.8-Max-Preview」をリリースしており、チャットAIサービスのQwen StudioやQwen Cloudのトークンプランで利用可能となっています。



インターネット上にはQwen3.8-Max-Previewで作成したSVGアニメーションの例も投稿されています。画像を作成したCypress Frankenfeld氏は、Qwen Studioで「create an SVG of a pelican riding a bicycle.(自転車に乗ったペリカンのSVGを作って)」と入力しただけでSVG画像アニメーションが生成されたと説明しています。



Qwen3.8-Max-Previewはリリース以降も性能が向上し続けているとのこと。正式リリース版はさらに高性能になるそうです。





AlibabaはQwen3.5やQwen3.6はオープンモデルとして公開していたのですが、Qwen3.7はクローズドモデルのみの展開となり、今回のQwen3.8でオープンモデル戦略に回帰した形です。Qwen3.5とQwen3.6はオープンモデル化されたことで有志による量子化版やファインチューニングモデルが多数公開されました。例えば、2026年7月14日にはQwen3.6-27Bをメモリ使用量3.9GBまで小型化してiPhone単体で動作可能にした「Bonsai 27B」が登場しています。Qwen3.8についても同様の展開が期待できそうです。

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なお、クローズドモデルではOpenAIやAnthropicといったアメリカ企業がトップに立っていますが、オープンモデルでは中国企業が目立った成果をあげています。2026年7月17日に登場した中国製モデル「Kimi K3」はオープンモデルでありながら一部のベンチマークテストでClaude Fable 5やGPT-5.6 Solを上回っています。

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