”保育園の敷地内にクマがとどまった”想定 緊急銃猟を想定した訓練 関係機関が手順を確認 秋田・北秋田市
人の生活圏でのクマの目撃が相次いでいる県内。
17日も秋田市の住宅地などで目撃情報が寄せられています。
市街地に出没するクマに対応するため、去年から始まった制度が「緊急銃猟」です。
北秋田市では、保育園の敷地内にクマがとどまったことを想定した訓練が行われ、関係機関が手順を確認しました。
訓練には、北秋田市や県、警察、それに地元の猟友会の合わせて約50人が参加しました。
去年9月に運用が始まった緊急銃猟の制度。
クマなどが市街地に現れた際、緊急性があり、安全を確保できるなどといった条件を満たしていれば、市町村の判断で猟銃を発砲することができます。
県内では、これまでに7回実施されていますが、緊急銃猟を行う上で最も重要なのが、周囲の安全の確保です。
銃弾が届く可能性のある範囲は立ち入りを規制するなどして、「人がいない」状態にする必要があります。
北秋田市内では、まだ緊急銃猟が行われたことはなく、訓練も17日が初めてです。
参加者は、迅速かつ安全な対応を意識しながら、緊急銃猟を行える条件や手順のほか、関係機関の役割と連携を確認しました。
北秋田市農林課 松橋康浩課長
「自分でイメージした通り動けなかった部分があったなというふうに感じます。今後、今回の訓練を生かしながら、迅速に実際に、緊急銃猟が起こった場合には迅速に動けるような体制づくりに取り組んでいきたいなと思っています」
県内では、ことしも市街地でのクマの目撃情報が相次いで寄せられています。
いつどこで遭遇するか分からないクマ。
関係機関の模索が続いています。
※7月17日午後6時15分のABS news every.でお伝えします