「学び舎から大きく羽ばたいてほしい」願いを込めた特別授業 閉校する小学校で子どもたちが鳥のアート作品を制作 思い思いの色で作品を仕上げる 秋田市
来年3月に閉校する秋田市の小学校で児童たちが鳥のアート作品を制作しました。
学び舎から大きく羽ばたいてほしいという願いを込めて企画されたもので、児童たちは思い思いの色で作品を完成させ、また一つ学校生活の思い出を増やしました。
明治8年=1875年に創立した秋田市の下新城小学校です。
全校児童は99人。
来年3月の閉校を前に児童たちに思い出を作ってもらおうと、鳥のアート作品を制作する特別授業が行われました。
「これ紙で出来てるんですけど紙をはさみで切ってこれはピンクに塗ってるんですけど、好きな色を塗ってみんなが好きな色の鳥を作ります」
制作は1年生から6年生までのクラスごとで行われ、アートを専門に学んでいる公立美術大学附属高等学院の生徒が先生です。
児童
「丸って切るんですか?」
高校生
「これはあとで穴開けるから」「まずはここの周りの線だけ切ったら大丈夫だよ」
鳥の形に紙を切ったあと、自分たちの好きな色を思い思いに塗っていきます。
高校生
「めっちゃいいじゃんすご!!」
児童
「ここしましまにした」
高校生
「しましまにしたん?」「超かっこいいじゃん」
学び舎から大きく羽ばたいてほしいという願いを込めて企画された、鳥のアート作品の制作。
記者
「どうしてこの色を選んだの?」
児童
「なんかきれいさもあるし、少し遠くへ行く感じでいい思い出にしたいからです」
児童
「鳥は大空で飛んでいるから自由でいいなーって思いながら、ぼくも自由になりたいなーって思いながら作りました」
少子化の影響で、下新城小学校は来年度から約2キロ離れた飯島小学校と統合となり、151年の歴史に幕を下ろします。
児童
「たくさんの思い出ができてそれがとてもうれしかったし楽しかったし、そういう気持ちを込めて作りました」
児童
「なんか小学生?下新城小学校最後だけど下新城の思い出をいっぱい詰めて飛び立ってほしいなって思いました」
また、児童たちはかつて校庭に植えられていてシンボルでもあったというスズカケノキの葉をかたどった紙に学校へのメッセージをしたためました。
アート作品とメッセージカードは体育館へとつながる廊下の天井に吊り下げられ全校児童99人、みんなの思いがこもった一つのアート作品が出来上がりました。
10月には体育館で閉校記念式典が予定されています。
作品は3月の閉校まで展示されるということです。
※7月16日午後6時15分のABS news every.でお伝えします