広島テレビ放送

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 2025年4月、安芸郡府中町の公園で男性が殺害された事件で、強盗殺人の罪に問われている当時16歳の少年の初公判が開かれ、少年は殺意を否認しました。

 黒くて長い髪にメガネをかけて法廷に現れたのは、強盗殺人の罪に問われている安芸郡府中町の当時16歳の少年です。
 起訴状などによると少年は2025年4月、当時18歳の男女と共謀し東京都の男性が女と援助交際をしていることに因縁をつけ、府中町の公園に誘い出し金を要求。男性の頭を木の棒で殴るなどして殺害した上、金品を奪った罪に問われています。少年は事件を主導するなど、計画性を指摘されています。
 7月3日、少年の共犯の当時18歳の男は、強盗致死の罪で懲役18年の判決を言い渡されました。それから10日あまり経った14日、事件を主導したとされる少年の裁判が始まりました。

■裁判長
「間違いないのか、間違っている部分があるのか、その点についてはいかがですか?」
■少年
「殺意の部分だけは違います。」
■裁判長
「それ以外については、どうですか?」
■少年
「それ以外の部分は合っています。」

 検察は「犯行を計画し、自らの意思で被害者の後頭部を殴るなど危険性を認識しており殺意はあった」などと指摘。一方、弁護側は被告には精神症が認められ、事件は犯行当時パニックに陥った結果で殺意はなかった」などと主張。保護処分を求めました。
 証人尋問には、当時18歳の女が出廷しました。

■検察
「被告と、どのようなやり取りをしましたか?」
■女(当時18)
「援助交際を知られて、お金を取るから広島に呼んでほしいと言われました。」
■検察
「どのようにお金をとると言っていましたか?」
■女(当時18)
「未成年との援助交際に対して『脅す』と言っていました。」
■検察
「指示を受けて、どうしましたか?」
■女(当時18)
「広島に来られるかどうか(被害者と)連絡をとりました。」

 ほかにも凶器の準備など、当時の状況が明らかになりました。
 殺意の有無や刑事処分と保護処分のどちらが相当かが争われている裁判。判決は7月29日に言い渡されます。

【2026年7月14日 放送】