茶会で懇談される愛子さまと佳子さま(写真/時事通信社)

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 7月6日、皇居・宮殿「春秋の間」で、芸術分野で顕著な業績を挙げた人に贈られる「日本芸術院賞」の受賞者らを招いた茶会が開かれた。今年は映画『国宝』の監督・李相日氏ら12人が受賞し、天皇皇后をはじめ、秋篠宮夫妻、愛子さま、佳子さまが受賞者らと歓談した。

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 この日、佳子さまが着用したのは、清潔感あふれる白のワンピースだった。その装いについて、ファッションライターはこう語る。

「ワンピースの胸元にはタックが施され、ほどよい立体感を生み出していました。黄色とピンクの花があしらわれたベルトがウエストをさりげなくマークし、シルエットに華やぎを添えています。

 アクセサリーは、小粒のパールを等間隔に配したステーションネックレスと一粒パールのピアスで統一。このステーションネックレスは、佳子さまが頻繁に着用されている『定番アイテム』です。全体をワントーンでまとめることで、凛とした美しさと柔らかな親しみやすさを両立させた、上品なコーディネートに仕上がっていました」

「場にふさわしくない」との声も

 しかし、このパールネックレスについては、一部で「場にふさわしくない」との声も上がっている。チェーンの途中にパールを配したステーションネックレスは軽やかでモダンな印象がある一方、一般的に格式の高い場や冠婚葬祭には不適切とされるためだ。

 それでも佳子さまは、このステーションネックレスを繰り返し愛用している。今回の茶会だけでなく、公務や式典でもたびたび着用しており、昨年9月に行なわれた弟・悠仁さまの成年式の中心儀式「加冠の儀」でも、女性皇族のなかで唯一ステーションネックレスを身につけていた。

 なぜ佳子さまは、このネックレスを選び続けるのか。前出のファッションライターは、その理由をこう読み解く。

「確かに、伝統的なフォーマルマナーでは一連パールが最も格式の高い装いとされています。しかし近年は、皇室ファッションにも現代性や親しみやすさが求められるようになりました。その象徴ともいえるのが佳子さまです。

 公務では比較的身近なブランドのお召し物を着用されることが多く、そのたびに着用ブランドが注目を集め、『佳子さま売れ』と呼ばれる完売現象が起こることも珍しくありません。こうした現象は、佳子さまが現代の皇室ファッションを体現する存在として広く認識されていることの表われでしょう。

 そうした流れのなかで、ステーションネックレスも佳子さまらしさを象徴するアイテムとなっています。一連パールのような重厚感とは異なり、チェーンの余白が首元に抜け感を生み、洗練された印象を演出できるのが特徴です。

 シンプルなワンピースはもちろん、デザイン性のある装いにもなじみ、フォーマルさを保ちながら現代的な雰囲気を添えられる。その絶妙なバランスこそが、佳子さまが長年このネックレスを愛用されている理由なのではないでしょうか」

「ステーションネックレス」は佳子さまファッション哲学を象徴するアイテムなのかもしれない。