強豪校の練習に早くから触れて 佐久長聖高駅伝部が新たな取り組み 部員やOBが小中学生に指導 ジュニアから日本の陸上界を変える【長野】
日本トップレベルの長距離ランナーを数多く輩出している佐久長聖高校駅伝部が、陸上界に新たな風を吹かせようとしています。
「1回ちょっと、おれの見てて。1,2,3」
そろいの黄色いTシャツを着た佐久長聖高校駅伝部の指導を受けるのは小・中学生。
強豪校の練習や考え方に早くから触れてもらおうと、駅伝部が今年度から始めた取り組みです。4回目となった12日は、県内外の小学5年生から中学3年生までの男女28人が参加しました。指導はOBも加わり、12日は、男子5000mの日本高校記録保持者、順天堂大学4年で長野市出身の吉岡大翔選手。さらに、山岳耐久レースの世界最高峰の大会で、年間チャンピオンになったことがある大町市出身の上田瑠偉選手が参加しました。
「世界はどれぐらいの頻度で行くんですか?」
上田瑠偉選手
「今年ちょっと少なくて、今度3週間ぐらいヨーロッパ行くんだけど、多いときは年間で日本にいるのが半年ぐらい」
グラウンドでの実技の後は、ゲストの2人が競技について語りました。
吉岡大翔選手
「現在、大学に入ってどういう変化があったかというと、結果が出なくなって気づいた陸上競技の難
しさと面白さ」
栃木から参加の小6
「吉岡選手の話聞いて、スピードが遅かったら(ラストスパートを)ちょっと早くから上げれば、タイムが上がるっていうのを聞いて、今度の大会で実践してみようと思います」
箕輪町から参加の中2
「(ネット上の)動画では見られない(選手の)心のことについて知れたことが一番の収穫でした」
この取り組みで目指すのは、ジュニアから日本の陸上界を変えること。
佐久長聖高校駅伝部 高見澤勝監督
「佐久長聖のプロジェクトで育てようではなくて、クラブチームにいる選手であればクラブチームと共同で、そういった指導者の方とも連携して、本当に日本中が盛り上がっていけばいいかなっていうふうに思ってます」
駅伝王国信州が、陸上界を動かすかもしれません。
