PK獲得は幻も…途中出場で活力加えたDFスペンス「出たら100%、110%の力を尽くす」
[7.11 W杯準々決勝 ノルウェー 1-2(延長) イングランド マイアミ]
1対1のデュエルで球際を譲らず、鋭い切り替えと豊富な運動量で相手を圧倒する--。イングランド代表DFジェド・スペンス(トッテナム)がまたしても終盤起用で輝きを放ち、逃げ切り勝利でのベスト8入りに貢献した。
スペンスは今大会、ここまで6試合全てに出場。左右のサイドバックで1試合ずつ先発した他、途中出場の4試合でも両サイドバックを任され、元来のフィジカルとポリバレントな能力でイングランドの躍進を支えている。
ラウンド16のメキシコ戦では退場者を出して10人となった後半29分から出場し、相手のサイド攻撃を封鎖。この日はノルウェー相手に1-1の時間が続く中、対人守備でフレッシュな働きを見せるだけでなく、果敢なプレッシングや推進力あふれるドリブル突破でも相手の脅威となっていた。
2-1とリードを広げた直後の延長前半には、スペンスが鋭いドリブルでペナルティエリア左に侵入し、相手に背後から倒されてPKを獲得。結果的には疑問の残るVAR介入で判定が覆され、PKは取り消されたものの、試合を決めにかかるようなビッグプレーだった。
スペンスはこのシーンについて報道陣から問われ、「みんなにお任せしたい。コメントしたくない」と苦笑いで答え、判定への批判を避けたが、「相手は強いチームでディフェンスも固かった。だから僕たちは相手の守備を崩して、力強く攻め込む必要があった」とのチームとしての狙いを見事に体現していた。
この日は負傷と出場停止によっては右サイドバックが手薄だったため、スペンスを右SBでの先発起用を予想する声もあった中でのベンチスタート。それでもベンチに回ったスペンスは「ピッチに立つ時には100%、110%の力を尽くす」といい、「僕たちには素晴らしいチームスピリットと団結力がある。この数か月でそれを築くことができた。家族のようなチームで、みんなが一つになって命を捧げられる」と仲間に信頼を寄せた。
(取材・文 竹内達也)
1対1のデュエルで球際を譲らず、鋭い切り替えと豊富な運動量で相手を圧倒する--。イングランド代表DFジェド・スペンス(トッテナム)がまたしても終盤起用で輝きを放ち、逃げ切り勝利でのベスト8入りに貢献した。
スペンスは今大会、ここまで6試合全てに出場。左右のサイドバックで1試合ずつ先発した他、途中出場の4試合でも両サイドバックを任され、元来のフィジカルとポリバレントな能力でイングランドの躍進を支えている。
2-1とリードを広げた直後の延長前半には、スペンスが鋭いドリブルでペナルティエリア左に侵入し、相手に背後から倒されてPKを獲得。結果的には疑問の残るVAR介入で判定が覆され、PKは取り消されたものの、試合を決めにかかるようなビッグプレーだった。
スペンスはこのシーンについて報道陣から問われ、「みんなにお任せしたい。コメントしたくない」と苦笑いで答え、判定への批判を避けたが、「相手は強いチームでディフェンスも固かった。だから僕たちは相手の守備を崩して、力強く攻め込む必要があった」とのチームとしての狙いを見事に体現していた。
この日は負傷と出場停止によっては右サイドバックが手薄だったため、スペンスを右SBでの先発起用を予想する声もあった中でのベンチスタート。それでもベンチに回ったスペンスは「ピッチに立つ時には100%、110%の力を尽くす」といい、「僕たちには素晴らしいチームスピリットと団結力がある。この数か月でそれを築くことができた。家族のようなチームで、みんなが一つになって命を捧げられる」と仲間に信頼を寄せた。
(取材・文 竹内達也)

