高須クリニック高須幹弥氏が、自身のYouTubeチャンネルで「加齢によって鼻が大きくなる原因と対処法について解説します」と題した動画を公開した。巷で囁かれる「年を取ると鼻が大きくなる」という噂について、そのメカニズムと予防法を解説している。

高須氏は冒頭、加齢とともに鼻が大きくなる現象について「これは本当ですね」と明言。ただし個人差があり、必ずしも全員が極端に巨大化するわけではないという。その原因として、主に3つのメカニズムを解説している。

第一の原因は「骨の萎縮」である。加齢により顔の土台となる上顎骨が萎縮すると、鼻の空気の通り道である「梨状孔」という穴が広がる。結果的に小鼻が横に引っ張られて広がってしまうという。第二の原因は「軟骨の変化」だ。鼻を形成する軟骨が石灰化して弾力を失ったり、それを支える靭帯が緩んだりすることで、鼻先が垂れ下がり魔女鼻のような状態になると説明した。

第三の原因として強調したのが、「皮膚の肥厚」である。鼻の下半分は皮脂腺が発達しており、過剰な皮脂分泌やニキビの炎症を繰り返すことで、皮膚が線維化して分厚い団子鼻になるという。高須氏はこの現象が男性ホルモンの影響を受けやすいため、女性よりも「男性の方が顔が脂っぽい人が多い」と補足した。

これらの変化を防ぐためには、日々の生活習慣が重要になる。「適度に運動して、ストレスがたまらないような生活をして、適度に気持ちがいいぐらいの運動」を推奨。さらに、十分な睡眠をとり、タバコや過剰なアルコール、糖分の多い食品などを避けることが大切だと語った。

すでに大きくなってしまった鼻に対しては、小鼻縮小や鼻尖縮小などの外科的アプローチもあると紹介した。加齢による骨や皮膚の変化という医学的見地から鼻の巨大化の謎を解き明かし、アンチエイジングの基本となる健康的な生活の大切さを改めて認識させられる内容となっている。