YouTubeチャンネル「黒字社長の絶対つぶれない経営学」が「このキャッシュフロー理解してない社長は早めに理解しておけ!最終利益が大きく変わる!」を公開した。動画では、市ノ澤翔氏が会社の存続と成長に不可欠な「営業キャッシュフロー」の仕組みと、その改善方法について詳しく解説している。

市ノ澤氏はまず、中小企業では法的な作成義務がないものの、経営において非常に重要となる「キャッシュフロー計算書」を取り上げる。その中でも、本業での現金の動きを示す「営業キャッシュフロー」が圧倒的に重要だと定義した。

続いて、実務で主流となっている「間接法」による営業キャッシュフローの計算方法を解説。当期純利益をスタート地点とし、未払費用などの「非現金項目」の調整や、売掛金や在庫といった「運転資本」の増減を足し引きして、実際の現金の動きを算出する仕組みを丁寧に説明した。

さらに市ノ澤氏は、営業キャッシュフローが「プラス」であることの重要性に言及する。「本業でしっかりお金を残せている状態」であれば、設備投資や広告宣伝といった将来の売上につながる「未来費用」や「戦略経費」にお金を使えるだけでなく、金融機関からの資金調達においても返済原資として評価されると語る。一方でマイナスの場合は、投資も借入もできず「最終的に倒産へ向かっていく」と警告し、プラスを死守することの重要性を説いた。

終盤では、営業キャッシュフローを増やす具体的な手段として、「限界利益率の改善」「CCC(キャッシュ・コンバージョン・サイクル)の短縮」「適正在庫管理の徹底」「限界利益を意識した売上の増加」「原価を含むコスト削減」の5つを提示。

動画の最後に市ノ澤氏は、「会社を成長させたいのであれば、営業キャッシュフローは必ずプラスにしろ」と断言した。企業の現状を正しく把握し、着実な成長を目指すための羅針盤となる、経営者にとって有益な内容となっている。