広島テレビ放送

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 広島県内で150人以上の犠牲者を出した西日本豪雨から、きょう7月6日で8年です。各地で追悼式が行われ、犠牲者を悼むとともに、記憶の継承を誓う一日になりました。

 広島市安芸区役所に設けられた献花台には、松井一実市長や遺族など約20人が参列し、犠牲者を悼みました。

■記者(坂町・2018年)
「JR坂駅の前に来ています。駅前の国道ですが、道路が完全に冠水しています。車が何台も止まったままになっています。」

 8年前のきょう、発生した西日本豪雨。

■記者(三原市久井町・2018年)
「三原市久井町の現場です。山の斜面が大きくえぐり取られてしまっています。民家があったということですが、母屋が流されてしまっています。 」

■記者(呉市上空から・2018年)
「呉市の上空です。何人もの隊員らによって救出活動、捜索活動が行われています。その場所に家があったのかどうかわからないほどに大量の土砂が流れ込んでいます。 」

 県内各地に被害をもたらし、災害関連死も含め153人が死亡、5人が行方不明となりました。広島市でも住宅地を土砂が襲い、安芸区では19人が犠牲となりました。
 家族を亡くした男性は・・・。

■遺族
「私は12時間生き埋め状態となりましたが、奇跡的に命は助かることができました。年々、災害当時の記憶は薄れていくかもしれません。これから実家があった土地を災害遺構として保存させていただきたく、今後災害を知らない方々に対して、災害の恐ろしさを知っていただきたい。」

 大きな被害を受けた場所の一つ、坂町小屋浦地区では15人が亡くなり、今も1人が行方不明です。6日、坂町自然災害伝承公園で開かれた追悼集会には、小屋浦小学校の児童ら約50人が集まり犠牲者を追悼しました。

■6年生
「同じことが絶対にあってはいけないので、自分たちが中心となって町や人を守れるようにしたい。」

 安芸郡熊野町。災害で12人が犠牲となりました。
 上西美智春さん、妻と息子2人を失いました。

■上西 美智春 さん(61)
「あっという間の8年だったけど、 みんなに会いたいなというのがあって、会えるんなら会いたいけど、それは無理なことで。」

 あの日の上西さんの家。災害から3日後、家族のそばから愛犬の福が救出されました。

■上西 美智春 さん(61)
「福ちゃんが、おってくれるのが僕にとっては一番の救いで、2人とも元気で頑張っていければいいかなと。」

 西日本豪雨から8年。犠牲者を悼み、あの日の出来事を記憶に留める一日です。

【2026年7月6日 放送】