ラウンド32で敗退となった日本代表。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 優勝を目標に掲げて北中米ワールドカップに挑んだ日本代表は、オランダに2−2、チュニジアに4−0、スウェーデンに1−1の1勝2分けでグループステージを2位で通過した。

 ラウンド32で最多優勝を誇るブラジルと対戦。先制点を挙げて、リードして前半を終えるなど善戦したが、追いつかれて迎えた後半アディショナルタイムに逆転ゴールを献上し、1−2で敗れた。

 本稿では、そんな日本代表戦士のメンバー26人のパフォーマンスを個別に評価。S・A・B・C・Dの5段階で査定した。

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【GK】
1鈴木彩艶[評価S]クリーンシートは1試合のみだったが、ビッグセーブを連発。スウェーデン戦の終盤に大ピンチを防ぎ、ブラジル戦ではヴィニシウスのシュートを間一髪で阻止するなど神がかっていた。

12大迫敬介[評価なし]出番はなかったが献身的に正GKの鈴木彩やチームを支えた。

23早川友基[評価なし]スウェーデン戦ではゴールを決めた前田大然に“膝スラ”で一番に駆け寄るなど、出場機会がなくてもチームを盛り上げた。
 
【DF】
2菅原由勢[評価C]右ウイングバックで全試合に出場。オランダ戦では流れを変える一端を担うも、先発したスウェーデン戦ではミスが少なくなく、不本意な結果となった。ブラジル戦では最後の失点シーンでマルチネッリに寄せきれず。

3谷口彰悟[評価A]重要なオランダ戦とブラジル戦でスターターを務め、スウェーデン戦では板倉に代わって39分から緊急出場。3バックの中央でディフェンス陣を巧みに統率し、的確なカバーリングで最後の防波堤として失点を食い止めた。

4板倉 滉[評価C]大会直前に離脱した遠藤航に代わって主将の重責を担う。ピッチ外での役割が増えたなかでも、先発した2戦目は相手CFに仕事をさせず。だが、3戦目でハムストリングに違和感を覚えて途中交代。これが最後の出場となった。

5長友佑都[評価D]スウェーデン戦でピッチに立ち、5大会連続出場の偉業を達成。出番は15分強だけだったが、練習でも試合中も一番に盛り上げ、ミーティングではこれまでの経験を伝え、時にチームを引き締めた。オフザピッチでの貢献度はS査定だ。
 
16渡辺 剛[評価C]スタメンだった第1節で、ファン・ダイクにしてやられ、失点に関与。その後はチュニジア戦で途中出場したのみで、先発が一度もなかった。大会前は主力DFとして期待されていただけにここまで出番が少ないのは意外だった。

20瀬古歩夢[評価C]スウェーデン戦のスタメン抜擢はやや意外だったが、右CBで粘り強い守備を披露。得意のフィードでも何度か効果的なボールを供給した。ただ、出番はこの1試合のみで、大会前に準備をしていたボランチ起用も結局なかった。

21伊藤洋輝[評価A]不動の左CBとして、フィールドプレーヤーでは唯一の全試合フル出場。オランダ戦ではサマービルに手を焼き、ブラジル戦ではマークをしていたカゼミーロに被弾したとはいえ、大会を通して堅実な守備を見せていた。

22冨安健洋[評価A]2年間も代表から遠ざかり、ほぼ“ぶっつけ本番”の状態で臨んだものの、さすがのクオリティを発揮。チュニジア戦では相手の10番メジブリを封じ込め、多彩なキックで攻撃の起点に。復活を鮮やかに印象付けた。

25鈴木淳之介[評価D]伊藤洋輝に代わって左CBを担う試合があるかと思われたが、まさかの先発なしに終わる。チュニジア戦とブラジル戦で左ウイングバックに投入されるも、後者では1対1で後手に回ってファウルで止めるシーンも。
 
【MF/FW】
6町野修斗[評価D]初戦の3日前に離脱した遠藤航に代わり、出番のなかった前回大会に続いて追加招集。だが、チュニジア戦の前に体調不良で別メニューとなったのは痛恨だった。ブラジル戦で4年越しの出場を果たすも、印象は残せなかった。