YouTubeチャンネル「パクくんの東大留学」が、『韓国人は日本をどう思うのか?日本の現実に16回も驚いた理由』と題した動画を公開した。東大の博士課程に在籍し、日本滞在歴8年のパクくんが、韓国人の視点から見た日本のリアルな長所と短所を各8個ずつ解説。単なる日韓比較にとどまらず、文化や価値観の違いから生じる「相対的な評価」について独自の考察を展開している。

動画の前半では、日本生活の「長所8選」を紹介。ゴミが落ちておらず、都市部にも緑が多い「清潔で整った街並み」や、運転時にクラクションや割り込みが少なく譲り合いが基本となる「高い市民意識とマナーの良さ」を称賛した。さらに、一人焼肉や一人カフェが定着している「個人主義文化」や、書店に専門書がずらりと並ぶ「出版文化の豊かさ」、100円ショップの文房具に驚愕するほどの品質を誇る「物価の安定」など、生活に根ざしたリアルな視点で評価している。また、韓国の冬と比較して「空気が綺麗でほぼPM2.5がない」ことも挙げた。

後半では「短所8選」に言及。一度にまとまった金額を預ければ家賃がほぼゼロになる韓国の「チョンセ」制度と比較し、家賃や敷金・礼金がかかる日本の住宅事情を「家計を圧迫する」と指摘した。また、手続きに紙と印鑑を用いる「行政サービスの遅さ」や、床暖房「オンドル」がないことによる「冬の寒さと暖房の弱さ」、地震や台風といった災害の多さなどを挙げた。さらに、「本音を言ってくれない」と戸惑う「人間関係の壁」や、外国人として賃貸契約などで直面する限界についても触れている。一方で、行政の遅さは「丁寧さ」の裏返しであり、人間関係の壁も「他人の領域を大切にする文化」であると冷静に分析している。

パクくんは動画の結びで、「良い・悪いという言葉は実は相対的なもの」だと提唱。韓国の「熱い情のやりとり」も日本の「気を使う文化」も、形は真逆に見えて「実はどちらも相手を思う心の形」であると語った。自身は静かな夜に心を落ち着けていられる日本の環境が「自分にとても合っている」と感じており、同じ環境でも人によって感じ方は全く違うと総括している。