社会学者の西田亮介氏が自身のYouTubeチャンネルで「日本学術会議若手アカデミーのシンポジウムで木村草太先生、桝太一先生と登壇。「上澄み」とか「教育基本法違反問題議論したほうがいいんじゃないか」とか言ってはいけませんよ!!! 2026/06/22」を公開した。動画では、日本学術会議の「若手アカデミー」が主催するシンポジウムに登壇した際の裏話を明かし、その組織のあり方や存在意義に対して厳しい苦言を呈している。

西田氏は、日本学術会議の若手アカデミーが15年間行ってきた活動を振り返るシンポジウムに、桝太一氏や木村草太氏と共に登壇したことを報告。会議で扱われているテーマについて「上澄みの問題ばかりで、日本の学術の問題や大学の問題を解決しませんよね」と指摘したと語った。

動画のなかで西田氏は、「上澄み」という言葉に込められた意味を解説する。東京大学や国の研究所、有名私立大学に所属する恵まれた研究者たちが集まり、「国立大学は苦しい」などと議論しても説得力がないとバッサリ。本当に支援が必要な地方国立大学や小規模な私立大学が直面する危機的状況に、メンバーもほとんどおらず、会議が全くアプローチできていない構造的な問題を浮き彫りにした。さらに、この発言に対してシニア会員や若手メンバーから「『上澄み』と言うな」と反発を受けたというエピソードも披露し、組織内の温度差を露わにした。

また、「社会に開かれた活動」を謳いながら、実際のオンライン参加者がわずか50人程度にとどまっている現状にも触れ、「同業者からも関心を持たれていない」と厳しく分析。「手弁当で一生懸命頑張ってるんだ」というアピールに対しても「嫌だったらやらなきゃいい」と切り捨てた。最後には「45歳未満の若手研究者が多数いるといいながら、真の問題解決に向けた発信ができていない」と述べ、自己満足に陥っている組織の現状に抜本的な見直しを強く求めている。

チャンネル情報

社会学者で日本大学危機管理学部教授の西田亮介公式です。博士(政策・メディア)。専門は社会学とメディア研究。やたらと長いチャンネル名ですが、、、