敗戦から一夜明け、気持ちを切り替えた。日本代表DF瀬古歩夢(ル・アーブル)はブラジル戦翌日の取材対応で「悔しかったし、あんまり立ち直れなかったけど、これで終わりじゃない」と指摘。「この先も自分のサッカー人生があることを踏まえながら、昨日は落ち込んだけど今日は切り替えていけた」と前を向いた。

 グループリーグ第2戦のチュニジア戦に後半34分から右センターバックで途中出場。第3戦のスウェーデン戦も右センターバックで先発した。MF遠藤航の離脱もあり、練習では「基本的にボランチだった」という。それでも「サプライズではあるけど、自分がやりたいところで出れたのは良かった」と前向きに受け止める。

 決勝トーナメント1回戦のブラジル戦では出番がなく、チームも敗退。「この悔しさを糧にやっていくだけ。結果が出なかったことを踏まえて、次のW杯に向けて一人ひとり成長するしかない」と4年後を見据えた。

 ベンチから見守ったブラジル戦については「前半はコンパクトに守れていた。後半、ちょっと間延びしたときにビニシウスの個というのは全員が怖かったんじゃないかと思った」と指摘。「ああいうふうに局面を一回で変えられる選手と、それを止められる選手に今後自分たちが成長しないといけない」と、個のレベルアップを誓った。

(取材・文 西山紘平)