オンラインマーケットで、AI生成による写真を添付した謎の種が販売されています。実際に1000人以上がだまされて購入してしまっているようです。

Scammers Sell Seeds for Exotic AI-Generated Flowers That Don’t Exist

https://www.404media.co/scammers-sell-seeds-for-exotic-ai-generated-flowers-that-dont-exist/

よく見られる商品が「テディベア」という実在するヒマワリの1種をうたったものです。「テディベアの種」として売られているものの、その参考写真は明らかにAI生成で、人間よりも大きい花の姿が映っているものもあります。



実際のテディベアはこんな感じ。



こうした商品はeBay、Amazon、Etsyといった各ストアに見られます。



海外メディアの404 Mediaによると、巨大なテディベアの種は1000件以上販売されていたとのこと。花の写真を加工して販売する詐欺は以前からありましたが、AIの普及により、AI生成した画像を用いた詐欺があふれかえる状態になっています。

観葉植物界隈がAI生成画像による詐欺に注意喚起 - GIGAZINE



だまされてお金を取られるだけでなく、実際に種が届いて植えてしまった場合、知らないうちに外来種を招き入れてしまう可能性があるため問題です。今回の件とは直接関係はありませんが、過去には「頼んでもいない謎の種が送りつけられてくる」という事件が起こったことがあります。農林水産省は心当たりのない種子が届いても植えないよう呼びかけています。

Amazonが「謎の種子事件」を受けて海外業者による植物や種子の販売を禁止 - GIGAZINE



eBayの広報担当者は「信頼はeBayマーケットプレイスの基盤です。当社では、出品ポリシーに違反する誤解を招くAI生成画像を含め、不正行為を検知・防止するためのポリシーと対策を講じています」と述べたとのことです。