床に落とした食べ物…“3秒ルール”なぜ広まった?「もったいない・食べたい」vs「汚い・不衛生」の矛盾を解決?【Nスタ解説】
床に落とした食べ物を3秒以内に拾えば食べても大丈夫だという、いわゆる「3秒ルール」。心理学の観点で、どのようなことがいえるのでしょうか?
「3秒ルール」の誕生…キーワードは“認知的不協和”
井上貴博キャスター:
なぜ「3秒ルール」という言葉が生まれたのか、探ってみました。
明星大学心理学部の藤井靖教授によると、キーワードは「認知的不協和」です。
食べ物を落とした時、人間は「もったいない、食べたい」という思いと「汚い、不衛生だ」という思いの、相反する2つの感情に向き合います。
藤井教授は、この矛盾をなんとか自分の中で納得させ、解決するための言い訳として「3秒だったら大丈夫」というルールが生まれたのではないかとしています。
日本人は“3”が好き? 「1秒ルール」や「2秒ルール」ではないワケ
1秒でも2秒でもいい気がしますが、なぜ3秒ルールなのかというと、日本人と“3”が密接に結びついているからのようです。
たとえば「石の上にも三年」のように、日本のことわざには3がつくものが多いです。
ほかには三大夜景という言葉もありますし、ご祝儀でいくら包むかといったら3万円ですよね。
ちなみに、アメリカでは“5”が身近な数字だといいます。
