NHK BSで解説を務めた本田圭佑。真っ赤なジャケットで出演した(カメラ・今成 良輔)

写真拡大

 株式会社ビデオリサーチは30日、29日深夜に行われたサッカー北中米W杯の決勝トーナメント(T)1回戦の日本−ブラジル戦の平均視聴人数や到達人数を発表した。到達人数はどれだけの人が1分以上視聴したのかという数字で、本田圭佑が解説を務めたNHK BSは1204万人が視聴。地上波のフジテレビ系は1858万人で、“本田効果”のNHK BSは互角の戦いを見せた。

 ブラジル戦で本田は、今大会で初めて地上波ではなくNHK BSで解説を務めた(フジテレビの解説は元日本代表の小野伸二氏)。ビデオリサーチの調査によると、フジテレビ系の平均視聴人数は940万8000人で、NHK BSは906万4000人。平均視聴人数は、その番組の放送時間を通じて、平均でどれだけの人が視聴していたかを推計した値だ。

  また、その番組をどれだけの人が視聴したのかの値である到達人数も肉薄。フジテレビ系は1858万6000人で、NHK BSは1204万6000人だった。

 1次リーグを含め、日本戦4試合をリアルタイムで合計6849万3000人が視聴したことも発表された。

 ちなみにフジテレビ系の視聴率は世帯平均視聴率が15・9%、個人視聴率は8・4%だった。同時間帯の前4週平均世帯視聴率は0・5%で、深夜に異例の高数字をマーク。シェアを示す番組個人全体視聴占拠率は49・5%と高かった。

 本田は今大会、日本戦の全試合で解説を務め、語録が話題を集めた。1次リーグの全3試合を地上波で解説。NHK総合で15日に放送された初戦「日本対オランダ」(午前5時)に初登場し、「相手の11番めっちゃウザい」「1にガクポ 2にガクポ 3にガクポ」など率直な言葉を連発。実況を担当した小宮山晃義アナウンサーとのやり取りも人気を集め、視聴率は世帯平均27・1%、瞬間最高視聴率は34・9%を記録。

 21日に放送された第2戦「日本対チュニジア」(午後0時30分)は、局をまたいで日本テレビに出演。「鎌田さん、うまっ!左足、ピョンやん!」と鎌田大地のゴールを絶賛し、波に乗る日本を「イケイケドンドン」と表現。世帯平均30・2%、瞬間最高視聴率は37・0%をマークした。

 26日に放送された第3戦「日本対スウェーデン」(午前8時)は再びNHK総合で解説。長友佑都が初投入されたシーンでは「佑都より俺の方が緊張してるかもしれない」とホンネが出るなど、オランダ戦、チュニジア戦に続き“神解説”をさく裂させ、世帯平均35・0%を記録し、今年最高の視聴率をマークした。

 本田が解説したブラジル戦のNHK BSの実況は小宮山アナが務め、1次リーグ初戦オランダ戦の“名コンビ”が復活した。日の丸を意識した真っ赤なジャケットで出演。佐野海舟のファインゴールに「ウワォ!スーパーや!1にウワォ!、2にウワォ!、3にウワォ!」と続けたところで小宮山アナが「4がありますか?」と聞くと「4はウワォ!」と返答。敗戦後は「悔しいっすけど、よくやりましたよ」と選手たちをたたえた。

 ネット上では「本田さんを求めてしまう」「体が本田の解説を求めてる」「本田さんの解説聞きたすぎて」と言った声が多数寄せられた。