PlayStationの公式オンラインストアであるPlayStation Storeでは、記事作成時点ではゲームしか購入できませんが、2021年8月までは映画やアニメなどの映像コンテンツも購入・レンタル可能でした。この購入済みの映像コンテンツは、映像コンテンツの販売・レンタルサービスが終了してからも、引き続きPlayStation 5やPlayStation 4などから視聴可能です。しかし、この購入済みの映像コンテンツがライブラリ上から勝手に削除されていると、一部ユーザーから報告が挙がっています。

PlayStation is pulling "previously purchased" digital movies from users' libraries | Eurogamer.net

https://www.eurogamer.net/playstation-to-remove-studio-canal-movies-from-libraries



2021年3月、PlayStationはPlayStation Store上での映像コンテンツの販売・レンタルを取りやめると発表しました。PlayStationの開発・運営を行うソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)で、ビデオビジネスの責任者を務めるヴァネッサ・リー氏は、映像コンテンツの販売・レンタルを終了する要因のひとつとして、Netflixのようなサブスクリプションベースのストリーミングサービス、あるいはSpotifyのような広告ベースのストリーミングサービスの台頭を挙げています。PlayStation Store上で映像コンテンツの販売・レンタルサービスが終了しても、これまでに購入したコンテンツについては引き続き利用可能であることもアピールされていました。

PlayStation Storeが映画やドラマといった映像コンテンツの販売・レンタルサービスの終了を発表 - GIGAZINE



しかし、PlayStationとスタジオカナルのコンテンツライセンス契約により、同スタジオが保有する数百本の映画が、2026年9月1日以降はPlayStationプラットフォームでは視聴できなくなることが発表されました。購入済みの映像コンテンツであっても視聴不可能となり、削除される作品には「ターミネーター2」「トータル・リコール」「死霊のはらわた」「ディア・ハンター」といった人気作品も含まれます。

PlayStationはユーザーにメールで一部の映像コンテンツが視聴できなくなることをアナウンスしており、そのスクリーンショットがソーシャルメディア上で拡散されています。X(旧Twitter)ユーザーのsomatykさんは「2025年度のソニーの営業利益は75億3500万ドル(約1兆4500億円)ですが、機会があれば喜んで顧客を裏切るようです」と投稿。





PlayStationがスタジオカナルのコンテンツがライブラリから削除される旨をアナウンスしたメールの内容は以下の通り。ゲームメディアのEurogamer.netは「謝罪すらしていない」と指摘しています。

「2026年9月1日をもって、コンテンツのライセンス契約の変更により、これまで購入いただいたスタジオカナルのコンテンツが視聴できなくなります。該当コンテンツはお客様の動画ライブラリから削除されます。サポート終了となる対象作品の一覧についてはこちらをクリックしてご確認ください。ありがとうございます」

PlayStationとスタジオカナルのライセンス契約の変更に伴い視聴できなくなる映像コンテンツ一覧は以下からチェックできます。

Studio Canal Removal (UK)

https://www.playstation.com/en-gb/legal/psvideocontent/

なお、Playstationでは2023年12月にも1300本以上のデジタルコンテンツが利用不可能となりました。

PlayStationが購入済みのデジタルコンテンツ1300本をユーザーのデジタルライブラリから削除 - GIGAZINE