山形市の相互タクシーが自己破産へ 負債約4800万円 観光減少や人手不足で経営悪化
山形市のタクシー会社「相互タクシー」が自己破産申請の準備に入ったことが分かりました。負債総額はおよそ4800万円だということです。
帝国データバンク山形支店によりますと、自己破産申請の準備に入ったのは、山形市に本社のある「相互タクシー」です。
「相互タクシー」は1969年に山形市錦町で創業。1999年に山形新幹線が新庄まで延線したことで県内の観光客が増加し、2001年3月期にはおよそ2億1800万円の売り上げを記録しました。しかし、その後、観光客の減少や同業他社との競争が激化し、売り上げが徐々に減少していきました。
さらに、新型コロナの影響やドライバーの人材不足で稼働状況が低下し、去年3月期の売り上げはおよそ5800万円まで落ち込みました。
今期に入っても、業績の回復が見込めず、事業の継続を断念しました。負債は去年3月末の時点でおよそ4800万円となっています。
県ハイヤー協会によりますと、個人事業を除く県内のタクシードライバーの数は、ことし3月時点でおよそ1300人と2020年と比較して、500人ほど減少しているということです。
