森保一監督 中村俊輔コーチを直前招へいしたワケ「これ、マイナスはないなと思って」
サッカー日本代表の森保一監督(57)が、14日放送の日本テレビ系「シューイチ(土曜前5・55、日曜前7・30)にVTR出演し、中村俊輔氏のコーチ就任について語った。
W杯北中米大会に出場しているチームは日本時間15日、1次リーグ初戦のオランダ戦を迎える。インタビュアーのタレント中山秀征から心境を問われると、「楽しみです。気持ちとしては凄く落ち着いている感じがします」と返答。「これまでやってきたことを全部ぶつけて、さらにW杯で成長できるように、結果を出せるようにという考え方でいます」と続けた。
アジア最終予選を7勝2分け1敗と圧倒的な強さで突破。前回大会からの4年は、親善試合でもドイツ、ブラジル、イングランドと優勝候補たちを破った。歴代最強と呼ばれる代表に、中村氏がコーチとして加わることが決まったのは、4月のことだった。
招へいした理由について、森保監督は「勝つ可能性を高めるために来てもらったと思っています」と期待を口にした。「彼が来てくれることで、選手一人一人にとっても、中村俊輔が持っている経験を伝えてもらうことで、より自信を持って、W杯に挑めると思っています」。さらに「すぐ全てがうまくなるということじゃないですけど、さらにいいプレーを引き出すヒントになるんじゃないかなと思う」と付け加えた。
現在20〜30代の選手たちにとって、中村氏は憧れの存在だ。天才的な左足のFKはさることながら、優れた戦術眼でスコットランド・セルティックなど、国内外でも数々のビッグプレーを生み出した。
そのプレーの数々は、現役の代表メンバーの目にも焼き付いている。森保監督は「3月のイギリス遠征の時に、練習前後で中村俊輔を見つけた選手たちが、みんなあいさつに行って。“俊輔さんに会えた〜”みたいな」と振り返った。中山も「自分たちが今、凄い選手なのに、俊輔選手を見ると、あのころの自分なんですね」と目を細めた。
直前の招へいとなったため、チームの雰囲気の変化は心配したという。森保監督は「W杯直前になって、コーチとして来てもらうことは、ひょっとしたらチームの空気も変わるから、マイナスな部分も考えられたんですけど、これ、マイナスはないなと思って」と回顧。まったくの思い過ごしだったようで、「選手たちもリスペクトして、やりとりをできるということを見させてもらって、スタッフとして招集させてもらうことを決断した」と打ち明けていた。
