「広末がいたことを忘れるほどの勢い」 戸田恵梨香&有村架純&吉岡里帆が所属する「フラーム」が“一強”といわれるワケ
看板女優の広末涼子(45)が去った穴は、すぐに埋まったようだ。戸田恵梨香や有村架純が所属する芸能事務所「フラーム」の勢いが止まらない。当代きっての“美女軍団”を率いる名物社長、井上義久氏の手腕はいったい何がすごいのか。
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事務所のバックアップ
戸田は、主役を張ったネットフリックスドラマ「地獄に堕ちるわよ」が絶好調だ。実在した占い師、細木数子の役を見事に演じ切り、社会現象となった。
有村もこの6月、公開される話題の映画で主演を務める。闇バイトに手を染めた女性に扮するサスペンス作品「マジカル・シークレット・ツアー」だ。
「戸田も有村も脂が乗り切っていますね」

とは、芸能記者。
「フラームを代表する生え抜き女優の二人は今、癖の強いダークな作品にも出るようになりました。正統派の美人女優という従来の枠を超え、幅広い演技をこなす手練れの役者に成長したといえるでしょう。配役の妙は、本人たちの実力もさることながら、事務所のバックアップも大きかったと思いますよ」(同)
1998年に設立されたフラームは、歴史の古い事務所ではない。老舗で知られる「芸映」の系列事務所にいた井上社長が、広末を育てた後、彼女を引き連れて独立開業した。
「広末人気で急成長を遂げた後、戸田と有村が入所しました。以降、フラームといえばこの“3トップ”でしたが、広末が料理人の鳥羽周作氏と2023年、ダブル不倫騒動を起こしたことで岐路に立たされます。事務所は、かねて不祥事が報じられるたびに広末を庇(かば)ってきましたが、鳥羽氏との関係は制御不能だったそうです。結果、両者は決裂。広末は24年2月、退所して独立したのです」(同)
“広末不在”の影響
フラームは“広末不在”の影響が懸念されたものの、目下、前述の通り戸田と有村が大健闘している。その上、広末の退所後、吉岡里帆や白石聖、長濱ねるといった人気女優を相次いで移籍させたことも功を奏した。
「女優が中心のプロダクションとしては、今や芸能界で“一強”といえる地位を築いています」
と、大手映画会社の関係者は語る。
「広末がいたことを忘れてしまうほどの勢いです。吉岡と白石が、NHK大河『豊臣兄弟!』にそろって出演中ですから。仲野太賀演じる豊臣秀長を主役に据えた今作で吉岡はその正妻、白石は彼に思いを寄せる幼なじみの役を担っている。いずれも物語上、非常に重要な役柄です」(同)
長濱も前クールで「おコメの女 国税局資料調査課・雑国室」(テレビ朝日系)に登場した後、現在は「10回切って倒れない木はない」(日テレ系)に出演している。今年は連ドラを舞台にフル稼働だ。
井上社長の尽力
「驚くのは、井上社長があらゆる現場に顔を出していることです。どんなに朝が早くても、戸田や有村といった古株はもちろん、長濱などの若手の撮影まできちんと見に来る。“影武者が存在するのでは?”と、冗談を言う人がいるくらい関係各所を精力的に訪ね、動き回っていますね」(前出の映画会社関係者)
フラームが成長を遂げた背景には、井上社長の尽力があったわけだが、
「今でもCMなどの仕事で、社長が自ら写真をチェックするといいます。暇さえあれば一人で映画を見に行き、勉強している。とにかくマネジメント業が好きで、偉くなっても現場を大切にしており、愛想も良いまま。女優は元より映画やドラマのスタッフからの信頼も厚く、フラームはこの先しばらくは安泰でしょう」(同)
栄枯盛衰の激しい芸能界。広末は第一線から消えてしまったが、辣腕(らつわん)社長の高笑いは続く。
「週刊新潮」2026年6月11日号 掲載
