「小学生ホスト」として一斉を風靡した琉雅(りゅうが)くん

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 今から約10年前、「小学生ホスト」の母として一躍有名になったママ・ちいめろさん。一見型破りに思える子育て風景は、当時テレビ番組にもしばしば取り上げられたが、目立てば目立つほど批判が殺到した。なぜ小さな息子にホストの格好をさせたのか、また当時の炎上について、ちいめろさんに話を聞いた。【全3回の第1回】

【写真を見る】現在高校生になった琉雅(りゅうが)くん、金髪全盛期の「ホスト小学生」の頃

──ちいめろさんが、ホスト風の格好で小学校の入学式を迎えた琉雅(りゅうが)くんの写真をTwitter(現X)に公開したのが2015年の春。その後「小学生ホスト」として琉雅くんがテレビに出演し、一気にその存在が広まりました。

ちいめろ:いやあ、「虐待だ!」と、めちゃくちゃに叩かれましたね〜。「子供がかわいそう」とか、「親がどうかしてる」とか。その頃から今に至るまで、「なんで、人は見た目だけで判断されるんだろう?」という疑問は変わりません。

──その後、琉雅くんには「小学生ホスト」という呼び名がすっかり定着しました。琉雅くんがホストの格好をするようになったのは、いつからですか?

ちいめろ:りゅうが保育園に通っていた、3歳からです。理由は2つ。まず、もともと、ちい(*ちいめろさんのこと、以下同)はりゅうを(旧)ジャニーズに入れたかったので、知名度を上げたいという思惑があって。

 ふたつめは、たまたま女友達が、友人が載っているとかで『メンズナックル』(ミリオン出版)を持っていたので見せてもらったら、ホスト系で「うわ、イケメン!」という人が載っていたんですよ。その瞬間、「そういえば、子供でホストの格好をしてる子っていないよな。だったら、新しいジャンルで唯一無二になれるんじゃね」と。

学校にクレーム電話、児相への通報騒動

──旧ジャニーズに憧れていたんですね。

ちいめろ:ちいはドラマ『有閑倶楽部』(2007年、日本テレビ系)を見て以来、赤西仁くんのファンなんです。それで、KAT-TUNのライブDVDをりゅうにもすごい見せていたし、車の中も常にKAT-TUNの曲。そのうち、ステージで歌ってる息子を見たいな、うちわで応援したいなと思うようになって……。

 そこから、ホスト風のルックスに"移行"していきました。ただし髪は、いきなり全頭金髪は怖いので、メッシュを少し入れるところから始めて。やるとなったら、結構慎重に進めるんですよ(笑)。だんだん金髪の分量が多くなって、完成形の時にはブログランキングも1位常連。ものすごいアクセス数を叩き出し、「キタコレ!」って感じ。

──その頃の収入がすごかったとか。

ちいめろ:当時、月収で最大250万円ぐらいいきました。

 ただ(ランキング)トップの宿命か、ブログ記事のコメントにもアンチが紛れ込んでくる。さらにテレビに出ると、もうボーボーに燃えましたね。ネットでボロカスに書かれました。学校も特定され、電話がかかってきて、「髪の毛の色をどうにかしろ」「どういう教育なんだ、学校は」という"クレーム"が……。

 匿名掲示板では、「こいつを児相(児童相談所)に通報しようぜ」というムーブにまでなっちゃって、住所がさらされ、実際に児相の人がウチに何回か来たこともあります。

アンチが叩く「技」

──「アンチ」で多かったのは、どういった声だったのでしょうか。

ちいめろ:多いのは、頭皮の心配でしたよ。「ちっちゃい子の頭皮は弱いのに、あんなブリーチして」とかね。でも、そもそも美容師さんと相談しているし、りゅうにも髪型や髪色の相談はしていたので、本人が嫌がってもいない。

 心配しているフリをして、"みんなと同じじゃない人"を叩きたいだけなんですよね。しかも匿名で。だって、リアルのお友達や知り合いは別に「いいじゃん」とか、「似合うね」といった感じだったもの。

──琉雅くんは、ファッションについては何と?

ちいめろ:今もですけど、りゅうはファッションに興味ないタイプなんです。ちいが「りゅうにはこんな服着せたら格好いいな」というチョイスを着せてました。でもそれって、どの親もそうですよね? 子供の服って、最初は絶対親の趣味が入るでしょ。「子供は着せ替え人形じゃねえ」ともよく言われたけど、みんなじゃね? と思ってました。それが少し派手かどうかの違いなだけであって、一緒じゃん、やってること。

 今でも不思議なんですけど、なぜ、小さな子がホストの格好をしていたら叩かれるんですかね?

 ただ、りゅうがホストみたいな格好していてマナーが悪かったら、アンチの思う壺になっちゃう。それは絶対イヤなので、マナーやお行儀にはうるさいし、人さまの迷惑になることは絶対やるなというのは、より厳しく言い聞かせてきました。

【つづく記事では、ちいめろさんが自身の中学・高校時代や結婚、そして予想外の離婚について語ってくれた】
(第2回につづく)