試合での再現性を高める効果的な素振りとは(写真はイメージ)

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元中日・森野将彦氏が伝授…打力アップに直結する“良い素振り”

 練習では良いスイングができるのに、試合になると崩れてしまう。そんな悩みを抱える選手は多いのではないだろうか。中日で21年間プレーして通算1581安打、165本塁打をマークし、打撃コーチも務めた元中日・森野将彦氏は、フォームの安定を図り実戦での再現性を高めるための効果的な素振りを紹介している。

 素振りの最大の利点について、森野氏は「ボールがないから、自分のスイングをこうしようというのができる」と語る。自身の理想とするスイング軌道を確認し、フォームを固めるには正しい動作での反復練習が欠かせない。鏡の前で振り、確認しながら思い描く動きを体に覚え込ませることが打力アップへの第一歩となる。

 具体的なチェックポイントとして、バットのヘッドを体から離さずに振ることを挙げる。上から叩きすぎないことも重要だ。肩、腰、膝のラインを平行に回すことを心がける。こうした基本動作を徹底することが、打撃の確実性を生み出す土台となる。

 さらに再現性を高めるための練習法が、力を抑えたスイングだ。試合でのスイングを100%とした場合、10%の力でも同じスイング軌道を描けるように振っていく。ゆっくり振った時と、100%で振った時の動作を一致させることが目的だ。

“良い素振り”とは、見ている第三者に「本当にこのボールを打ちにいってるな」と思わせることにあるという。相手投手を想定してタイミングをしっかり取りながら振ることで、打撃技術は向上していくはずだ。(First-Pitch編集部)