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 ◇オランダ1部第26節 フェイエノールト3ー3NACブレダ(2026年3月8日 ブレダ)

 フェイエノールト(オランダ)の日本代表FW上田綺世(27)が8日、敵地でのNACブレダ戦に先発出場。0ー0の前半20分、待望の2026年初ゴール。昨年12月6日のズウォレ戦以来3カ月ぶりの一発が飛び出すと、2ー3とリードされた後半8分にも値千金の同点ゴールを決めるなど2得点と活躍。3ー3の引き分けで勝ち点1獲得に貢献し、得点ランク単独トップ独走となる20得点に伸ばした。一方、DF渡辺剛(29)は右足を痛めながらもフル出場した。

 4試合連続でスタメン起用された上田は前半20分に先制弾。右CKのチャンスで相手にユニホームをつかまれながらも強引にゴール前に飛び込み渾身のダイビングヘッド。昨年12月6日のズウォレ戦以来3カ月ぶりとなるリーグ戦19点目をマークした。

 今季前半戦は開幕から15試合で18得点と大活躍。得点ランクトップを独走していたが、新年を迎え調子が急降下。コンディション不良などで欠場した試合も含め公式戦14試合連続無得点と苦しんでいた。それだけに待望の26年初ゴールが飛び出すと、喜びをかみしめるよう目を閉じて両手を合わせた後にホッとしたような笑顔を見せた。

 エースの“復調”を感じさせる一撃にファンペルシー監督はベンチを飛び出し両手でガッツポーズ。無得点が続いていた上田には地元メディアなどで先発起用について疑問の声が上がっていたが「これは私自身の経験からくる判断だ。私もマンチェスター・ユナイテッドが優勝した年(2013年)に10試合連続で無得点だったことがある。それでも監督は私を起用し続けてくれた。そのことがどれほどの自信につながるのか私は身を持って知っている。アヤセもこれが自信になってくれると信じている」とコメント。そうして送り出した上田が結果を残しスタッフと一緒に喜びを爆発させた。

 さらに2ー3とリードされた後半8分、上田が左からのクロスにゴール前で頭を合わせ値千金の同点弾。同ズウォレ戦以来となる複数得点で大台の20得点に到達。後半42分に途中交代となると、ファンペルシー監督とガッチリ握手を交わしてベンチへと下がった。