服はたくさんあるのに、どれを着てもときめかない…そんな悩みを解決する、「一軍の服」だけを厳選したクローゼットをつくるアイデアを紹介します。インスタグラムで少数精鋭の着こなし術を発信するパタンナーのおとさん(40代)のケースです。ここでは、少ない服でも飽きずに着まわせる服選びや、手放す服の見直し基準などについて語ります。

1:テーマカラーを決めて、コーデの統一感アップ

私はクローゼットを整える第一歩として心がけたのは、テーマカラーを決めること。ベーシックカラー(白・黒・グレー・ベージュなど)とは別に、自分が好きな有彩色を1〜2色選びます。服だけでなく、小物で取り入れるのもOK。

【写真】40代が即・手放す服

一度テーマカラーを決めてしまえば、あとはそれと相性のいいベーシックカラーを合わせるだけ。買いたすときも迷わず、自分らしい統一感が生まれます。

「今の自分にしっくりくる色」を選ぶのもポイントです。気分や季節が変われば、テーマカラーを変えても大丈夫。テーマカラーの小物を使う日は、服の色を抑えて差し色として効かせると、コーディネート全体もすっきりします。

2:色・柄・形・素材が被らないようにする

一軍服だけにするには、私の場合、たとえば素材やシルエットが似ている白シャツがあったら、どちらかを手放します。

ニットならハイゲージ・ローゲージ・リブなど、編み地の違いで印象を変えることも意識。ボトムスは形と色のバリエーション(ワイド・ストレート・フレアなど)が被らないようにしています。

そうすると「いつも似たような印象」から抜け出すことができると思います。

3:気分が下がる服は、迷わず手放す

私の服の見直し基準は、その服を着た自分を見て「なんかいい感じ」と思えるかどうか。いたってシンプルです。毛玉、汚れ、ヨレ、色あせなど、見た目が傷んだものは即処分します。

「ちょっとイマイチかも」と感じる服は、気づけば出番が減っていくもの。「高かったから」「まだ着られるから」と理由をつけて残しても、結局あまり着ないならもったいないですよね。

思い出の服を無理に手放す必要はありませんが、「着たい服しかない」一軍だけのクローゼットに近づけるためには、少し勇気を出して見直すことも大切だと考えています。

一軍だけのクローゼットになると、毎朝の支度がぐっとラクになります。迷う時間が減り、どれを選んでも気分が上がる…服をとおして「今日の自分いい感じ」と思える瞬間が増えていくことも実感しています。