明野中学女子ソフトボール部 9人の絆でつかんだ全国大会初勝利 大分
中学校のスポーツの祭典、全国中学校体育大会が開幕し、九州各県を舞台に16競技で熱戦がスタートしました。大分県竹田市で行われる女子ソフトボールには大分市の明野中学校が県代表として初出場。部員わずか9人、控え選手ゼロという逆境の中で挑んだチームを取材しました。
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全国から28チーム参加
18日から竹田市で始まった全国中学校ソフトボール大会。全国のブロック大会を勝ち抜いた27チームと開催地枠の1チームが出場しています。県代表は50年以上の歴史を持つ大分市の明野中学女子ソフトボール部です。10チームが出場した7月の県総体で5年連続の優勝を果たし、初めての全国大会出場を決めました。
(佐藤政之監督)「全国の大きな舞台の中でしかも大分県民の応援を受けながら出場できるということで非常にうれしい思いを感じました」
明野中学の部員はわずか9人。控え選手はいません。県大会では1人1人が自分の役割を果たし、勝利をつかみとりました。そのチームをまとめるのがキャプテンの児玉選手。3年間の集大成として大舞台での活躍を誓います。
(児玉莉空主将)「キャプテンはやりがいがあって大変な時もあったけど、仲間と協力してやるのがめっちゃ楽しいです。明中らしく最後まで諦めず、明るくポジティブに戦っていきたいと思います」
また、4番でキャッチャーの2年生・井口選手は攻守の要。先輩と戦う最後の大会に決意を持って挑みます。
(井口夏海選手)「ランナーを返したりランナーを進めるバッティングをしたいです。先輩のために1つでも勝ちたいです」
2点を失い苦しい展開に…
迎えた18日の全国大会。明野中学の初戦は北信越代表の浅野川中学。試合は3回までに2点を失う苦しい展開となります。明野中学が得点を奪ったのは4回。4番井口、6番峯の連打でチャンスを作ると7番橋本がタイムリーヒットを放ちます。さらに8番藤田の打球は相手のエラーを誘って同点に追いつきます。
その後互いに1点を取り合い、試合は延長タイブレークへ。タイブレークの8回表ランナーを2塁において5番森内。打球はセカンド横を抜ける執念のヒットを放ち明野中学が初めてリードします。
「9人だからこそできる力がある」
エース中原は最後の打者を三振に仕留め、126球を一人で投げぬく完投勝利。部員9人の力を合わせて4ー3のスコアで初の全国の舞台を白星で飾りました。
(中原歩投手)「9人だからこそできる力があったと思うので、良かったと思います。大丈夫、大丈夫と声かけがありました。切り替えることもできたから、うれしかったです」
(児玉莉空主将)「一人一人が自分に出来ることを精一杯に頑張って、本当に楽しくて、最後のアウトを取れた時、とてもうれしかったです」

