JRT四国放送

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5月、後藤田知事が就任から丸2年を迎えました。

任期の折り返し地点を過ぎた後藤田県政を今週、シリーズで検証します。

2回目のきょうは、人口減少が進む「徳島の魅力発信」ついてです。

5月に開催されたアニメの祭典「マチ★アソビ」。

1年半ぶりの本格開催に、2日間で5万8000人のアニメファンらが詰めかけました。

しかしこの「マチ★アソビ」を巡っては…。

(後藤田知事)
「広域的に、全県下のいろんな場面で、いろんな場所で、いろんなスポーツ文化芸術、いろんなものに支援していかなければいけないというのが県の基本原則だ」

毎年約8千万円の公金がつぎ込まれていたことを、後藤田知事が問題視。

民間主導のイベントへの転換を図るとして、2024年の開催は見送られました。

(仁木 啓人県議)
「急に変えるというのではなく、ちゃんと移行期間を設けてから移行することが大切だと、何を置いても大切だと思う」

(岡 佑樹県議)
「民間主導だっていったい、どういうイメージなのかよく分からない」

スピード感を意識するあまり、説明が足りていなかったのではないか。

こうした指摘に対し、後藤田知事は。

(後藤田知事)
「スピード感と私自身の考え方・感性が、県庁のスタッフにも、なかなか届かない場合もある」
「ただ間違いを恐れて完璧を求めて、スピード感がなくなるというのはダメ」

結局その後、県は1万人以上の集客が見込めるイベントに対する補助金制度を設置。

主催を県や実行委員会などから、NPO法人へと移管した今回の「マチ★アソビ」にも3000万円を補助しました。

一時は「終了する」との誤解が広がり、混乱を招いた「マチ★アソビ」。

後藤田知事の目指す持続可能なイベントとして定着できるのでしょうか。

(後藤田知事)
「四国の中でも、徳島は淡路ともつながっています。高松とも近いです
「なんなら、兵庫・大阪圏も含めて、徳島がハブになれるんじゃないかと」

選挙戦のさ中から、自らが徳島を売り込む「トップセールス」を公約に掲げていた後藤田知事。

なかでも力を入れているのが、徳島阿波おどり空港への国際定期便誘致です。

202411月には、香港との間で週3便、翌月にはソウル便も就航し、念願だった通年の定期便を実現しました。

しかし2025年に入り、香港で「日本で大地震が起きる」との噂が広がったことから、、香港便は週2便へと減便。

それでも後藤田知事は…。

(後藤田知事)
「2便でも十分だと思います。2泊3日とか、そういうオプションであれば、2便で実は十分ではないかなと」

就航以来の平均搭乗率は香港便が55%、ソウル便が77%。

路線維持の分岐点がどこにあるかは不明ですが、実感として県内の外国人観光客は確実に増えているように見えます。

あとはこうしたインバウンド需要をどうやって上積みしていくのか。

「選ばれる観光地」として危機管理や受け入れ態勢の確立、そして情報発信などまだまだ課題は山積しています。