「男同士のノリでやった」…名門校サッカー部元監督「男子生徒へ不同意わいせつ」逮捕直後の衝撃写真
指導する男子部員ら4人に裸の画像を送るよう要求。さらに下半身を触り――。
起訴状などにより明らかになったのは、名門校サッカー部元監督の耳を疑うような犯行だった。11月5日、東京地裁が懲役10年の判決を下したのは、不同意わいせつや不同意性交などの罪に問われている元教師の吉田拓也被告(30)だ。監督を務めていたサッカー部で、男子部員ら4人に計14回のわいせつ行為を行ったとされる。
「うち1人には不同意性交にもおよんだそうです。検察側は『性的欲求を満たすためではなかった』と訴えましたが、主張が受け入れられることはありませんでした。監督や教師という、生徒に対し優位的な立場を悪用したわけですから」(全国紙司法担当記者)
『FRIDAYデジタル』は昨年12月18日配信の記事で、吉田被告が犯した事件について詳しく報じている。再録して、詳しい経緯や吉田被告の許されざる言動を振り返りたい(内容は一部修正しています)――。
「裸の画像を送れ」
「春ごろから『裸の画像を送れ』と言われるようになりました。断りきれず何度か送りました」
被害にあった10代の男子生徒は、警察の調べに対しこう話しているという。
昨年12月10日、警視庁捜査1課が不同意わいせつや性的姿態撮影等処罰法違反などの疑いで逮捕したのが吉田被告だ。吉田被告は東京都内の私立中学・高校の社会科教師で、男子サッカー部の監督を務めていた。同校は全国高校サッカー選手権大会に何度も出場し、多数のプロ選手を輩出した名門だ。
「逮捕案件で、吉田被告は同年12月2日夜8時ごろ10代の教え子A君に『裸の画像を送れ』と要求したそうです。A君は断りきれず、スマホで撮影しSNSを通じて送ったとか。警察は吉田被告のタブレットなどを押収。以前から裸の写真を要求していたようで、A君のスマホからは十数枚のわいせつな画像が見つかっています。
A君は相当思い悩んだのでしょう。家族に相談し母親とともに12月8日に警察へ被害届を提出。被害が発覚しました。調べに対し吉田被告は『画像を送らせたことは間違いありません』と犯行を認めていました」(全国紙社会部記者)
犯行を認めたとはいえ、吉田被告が本気で反省していたのかは疑わしい。警察には呆れた言い分を主張していたという。
「警察に対し、こうも話していたそうです。『男同士のノリという感じでやっただけです』と。さらに逮捕前には、A君にSNSでのやり取りを消去するように指示。証拠隠滅をはかったと思われます」(同前)
逮捕直後の送検時には本誌カメラマンを凝視するも、スグに顔を伏せる衝撃の行動をとっていた吉田被告。教え子の心に癒やしがたいキズを負わせ、選手や学校関係者からの信頼を失ってしまった。