元猿岩石森脇、有吉弘行との解散決めた瞬間の“たった一言の会話”を明かす「それで終わりです」
元猿岩石の俳優森脇和成(50)が7日までに更新された宮迫博之のYoutubeチャンネル「宮迫ですッ!」に出演。大ブレークした有吉弘行とのお笑いコンビ、猿岩石の解散が決まった瞬間の「会話」を明かした。
森脇は94年、同じ広島出身の有吉弘行とお笑いコンビ、猿岩石を結成。96年に日本テレビ系「進め! 電波少年」の海外ヒッチハイク企画などでブレークし、デビューシングル「白い雲のように」がヒットするなどしたが、04年に解散した。
解散が決まった時の話になり、森脇は「僕から言いました。何かの仕事終わりで、移動中の車の中でマネジャーの運転で後部座席2人で乗ってる時に、僕がボソッと“おれ、辞めるわ”(と言った)。そしたら(有吉が)“うん、わかった”。それで終わりです。たぶん雰囲気伝わってたと思うんですよ。そのころもう僕、お店(サパークラブ)もすでにやってたし。相方に相談もなく勝手にやってたんで。芸人をたぶん一生やっていくのは無理だと分かってたんで、そういう保険を作ってたんですね」と明かした。
宮迫が「そこから連絡とかは一切とらず?」と聞くと、森脇は「一切とらずです。1回、(テレビ朝日系)『アメトーーク!』に“元コンビのピン芸人”みたいなくくりのやつ(回)があって、それで僕出ていきましたね。(有吉とは)6歳からの幼馴染なんで、特に用事でもない限り連絡もしないし、俺がもう生活できなくて“死にそう”となったら頭下げにいくかもしれないですけど、そうでもない限りたぶん連絡とることないですね。照れくささもあるし」と語った。
猿岩石解散後、有吉がピンのお笑いタレントとして再ブレークした際の話題になり、森脇は「(有吉が)また再ブレークした時に僕は不思議じゃなかったですね。ようやくか。周りが気づいたか、っていう感じでした」。宮迫が「近しい人はみんな、有吉おもろいって分かってたもんな。でも気分的にはどうやったわけ?」と質問すると、森脇は「僕は自分が無理だと思ってやめてるんで、辞めて正解だったなと思いましたね。まだコンビを組んでたら有吉の足引っ張ってたんじゃないかなとかいろいろ考えて、(有吉の再ブレークは)単純に嬉しかったです」と話した。
そして「例えば今、俺が何かの拍子でテレビで売れたとしても俺、たぶんダメだと思います。(当時の)“ホコリ”しかでない。過去の。“後出しじゃんけん”みたいなの多くないですか?最近。“あの時実は嫌だったんです”って言われたら謝るしかない」と続け、宮迫は「それを言い出すと(ホコリが出てくるのは)ほぼ全員やで」と突っ込んでいた。
森脇は現在フリーで活動しており近年、芝居に力を入れているという。今月にも12日〜17日にも自身が所属している劇団ノーティーボーイズの公演があるという。
私生活では、2子をもうけた妻と離婚して現在独り身だといい、今後については「お芝居をずっとやりたいんで、映像だろうと舞台だろうと一生お芝居をしたいですね。そのためにどうしたらいいかっていうことを考えてます」と話していた。