阪神・藤川監督 かつての盟友と開幕戦で激突 ３・２８広島戦「新井監督どうこうというのはない」
阪神の藤川球児監督（４４）が６日、広島・新井監督と日本ハム・新庄監督との対戦を心待ちにした。セ・リーグと交流戦の来季日程が発表され、阪神は来年３月２８日に敵地で広島と開幕戦を迎えることが決まった。
藤川監督の初陣はかつての盟友と相まみえることになった。新井監督とは０８年から５年間、阪神で共にプレーした間柄。「新井監督どうこうというのはない」と特別な感情は封印したが、「監督として僕より先輩になる」と表情を引き締め、「（広島は）投手力が高かった。ファンの方に楽しみにしてもらえるチーム作りと、その時のベストメンバーをしっかり準備したい」と力を込めた。
交流戦は６月３日に敵地の日本ハム戦で幕を開ける。新庄監督とも９９〜００年まで２年間ではあるが、現役時代を共にしている。藤川監督は新人時代に「肩が強いね。すごくいい（ドラフト）１位が入ってきたね」と褒められた思い出を披露。０１年に米大リーグへ挑戦した先輩を「すごくかっこ良かった」と懐かしみ、「先輩風を全く吹かさない方で今も変わらない。今の時代にぴったり。僕も勉強になることが多い」と敬意を表した。
秋季キャンプ休日のこの日は、高知県内で自身が主催したゴルフコンペでコーチ陣やスタッフらと交流した。「休みにみんなとコミュニケーション取れていいな」と笑顔。７日からの第２クールに向けて気分転換の一日となった。
