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 「漂流教室」「まことちゃん」などで独自の作風を築き、恐怖漫画のジャンルを確立した漫画家の楳図かずお(うめず・かずお=本名楳図一雄)さんが10月28日に死去したことが5日、分かった。88歳。胃がんを患っていたといい、施設で療養中だった。

 弁護士の菊地幸夫氏は5日、TBS系「ゴゴスマ〜GOGO!smile〜」(月〜金曜後1・55)」にコメンテーターとして生出演し、楳図さんの作品の思い出を語った。

 楳図作品を知ったのは、小学校に上がる前だったという。「1965年に『へび女』シリーズってね。もうちょっとすると小学生なんですよ」。さらに「連載は、少女漫画なんですよ。僕らは少年サンデーとか、少年マガジンなんですけど、少女フレンドとかそっちに載っているので、クラスの女の子に漫画を借りて、『へび女』とか『紅グモ』、それを怖々と(読んでいた)」と、思い出を明かした。

 また「小学校くらいの時、おトイレ行けなくなっちゃって、夜。怖かったですよ」と、少年時代に若干、トラウマになったことも明かした。